d払いのエラー「M110339」は「クレジットカードの不正利用検知」が原因でした。
ドコモが始めたバーコード決済サービス「d払い」。このゴールデンウィークに楽天ブラックカードと紐付けして使ってみた所、まさかのレジでエラーで決済が出来ない現象に苛まれました。
決済しようと画面にエラーコード「M110339」が出てきて、「決済ができませんでした」の表示。
コード番号を表示されても困ってしまうのですが、ドコモのコールセンターに電話した所、このエラーコード「M110339」はクレジットカード側の問題で決済ができなかったことを示すコード番号です。
クレジットカード側の問題ということで、高額のお買い物だったので、利用限度額オーバーかなと思い、楽天カードのコールセンターに電話した所、素早くご対応いただき、無事にその場で決済ができました。
なお、d払いで「M110339」以外のエラーコードに対する解決方法は下の記事に纏めています。
「d払い」と楽天ブラックカードを組み合わせる
「d払い」はドコモが提供するバーコード、QRコード決済サービスです。QRコード決済といえば、2018年の冬にPayPayが大規模な還元キャンペーンを実施して流行しましたが、仕組みは同じです。
「d払い」もPayPayと同様にクレジットカード経由で支払う設定にできます。
私のメインカードは「楽天ブラックカード」ですので、早速、楽天ブラックカードとd払いを紐付けしてみました。
別に楽天カードである必要はないです。VISAやマスターカードなどの普通のクレジットカードであればセットすることができます。
但し、セットするクレジットカードが本人認証サービスである「3D Secure」に対応している必要があるのでご注意ください。カード会社によって「3D Secure」を有効にするか無効にするか設定できるところもあります。
ちなみに楽天カードは有効か無効か会員ページから設定するようになっていて、最初は無効になっているのでご注意ください。
ビックカメラのレジで「d払い」で支払おうとするもエラーで決済が失敗
「d払い」で記念すべき1回目の支払い。僕の場合は、ビックカメラでのMacの購入でした。
早速、品物を持ってレジに行き、店員に「d払い」で支払いたい旨を伝えます。そして、店員にスマホの画面に表示されたバーコードをバーコードリーダーで読み取ってもらいます。
本来であればこれで問題なく決済がされるはずです。
しかし、私の画面にはエラーコード「M110339」が出て「決済ができませんでした」の表示。
???
ちゃんと楽天ブラックカードはセットできたはず。「d払いアプリの問題か?」と考え、「d払い」のアプリを再起動して改めて決済を実行するも、エラー番号「M110339」が再び画面に表示。
番号ではなく、具体的に何がエラーなのか表示して欲しいと思った瞬間でした。
ドコモに問い合わせるもカード会社にご連絡くださいとの回答
「d払い」といえばドコモが提供するサービスです。そして、「d払い」のアプリ画面でエラー番号が出ているので、まずは、ドコモに問い合わせてみました。
すると、ドコモからは「エラーコード『M110339』は、d払いではなく、クレジットカードの問題ですので、クレジットカード会社にご連絡ください」との回答。
具体的にクレジットカードでどのような問題が出ているのか聞きましたが、教えてもらえず、まずはクレジットカード会社に連絡してくださいとの回答。
「答えられないとうことは、センシティブな理由なのかな?」と思ってしまった私。
この時点で、私は「M110339」はクレジットカードの利用限度額オーバーか支払期限の超過が理由と思い、ガクブル状態でした。
楽天ブラックカードのコールセンターに問い合わせる
ドコモからは「クレジットカード会社に連絡してください」とのことだったので、楽天カードのお客さまセンターに電話してみました。
クレジットカードの裏側をみると、お客さまセンター(「カードデスク」と書いてあることも)の電話番号が掲載されています。
ちなみに、このお客さまセンターですが、カードのランクによって電話番号が異なります。楽天カードの場合、楽天カードと楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードの連絡先はそれぞれ異なっています。何が違うかというと「担当者への繋がりやすさ」です。
初めての楽天ブラックカード「お客さまセンター」への電話でしたが、サポートの良さに驚きました。
驚き1:すぐにオペレーターとつながる
まず驚いたのは、すぐにオペレーターと繋げてくれる所。
最初は自動音声で案内が流れますが、そこでご案内された番号を押すと、すぐにオペレーターとつながりました。
クレジットカードはオペレーターと繋がるまで何十分も待たされるのが普通だと思っていた僕にとって、最初の驚きでした。
私が年会費無料の楽天カードを使っていた時代は、30分は電話の前で待たされたはずです。
驚き2:カード番号を答える必要がない
通常、クレジットカード会社に電話してオペレーターにつながった後、もしくは繋がる前に要件に関係なくカード番号を聞かれます。
このカード番号を答えるの面倒だと思いませんか?
少なくとも僕は非常に面倒に思っています。クレジットカードの番号なんて覚えている人はいないので、毎回クレジットカードを取り出さなければいけませんし、16桁の番号にも及ぶと聞き返されることもあります。
ですが、今回、楽天ブラックカードのカードデスクに電話して驚きました。楽天ブラックカードの場合、カード番号を聞かれないのです。もちろん内容によると思いますが、今回の問い合わせではカード番号は一切求められませんでした。
それ以外の氏名や生年月日といった本人確認のための質問はありましたが、いずれも本人であれば即答できる内容です。
クレジットカードに登録している電話番号から電話したことが一因かもしれません。
カードの不正使用検知が原因でした
楽天ブラックカードのオペレーターに「d払い」でクレジットカードを設定して、決済しようとするとエラーが出て決済ができない旨を伝えました。
すると、実際に決済しようとした金額や日時を聞かれたので、電話で回答すると、少しお待ちくださいとの回答。
〜〜
1分ほど待った所、オペレーターより「不正利用検知システムが働いていてカード決済が止められていた。そしてこの電話で不正利用検知を解除するのでもう1度決済を試してほしい」との回答。
電話が終わり、レジで「d払い」で支払いをもう一度行うと、今度は問題なく決済できました。
まとめ:年会費有料のクレジットカードが良いと思った瞬間でした
今回初めて楽天ブラックカードのカードデスクに電話してみましたが、あまりの対応の早さに感動しました。
年会費無料のカードであれば、カードデスクに電話してオペレーターに繋ごうとしても「ただ今、大変混み合っております。このままお待ちいただくか、お時間を空けてもう一度お電話下さい」との自動音声で待たされるのが普通です。
仮に今回のd払いでのエラーコード「M110339」問題で、同様の状態になったら、d払いで決済するのを諦めていたかもしれません。
やはり、年会費有料のカードは有料なりのこういった見えないサービスがあるんだなと実感しました。
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