ドイツのハンブルクにあるミニチュア・ワンダーランドに行ってきました。世界最大の鉄道模型のテーマパークで一通り見るのに3時間は要します。
かなりの人気観光スポットでチケットの売切必死です!これから観光される方は、前もっての公式HPからのチケット購入を強くおすすめします。
なお、今回のハンブルク旅行の全体像は下の記事をご覧ください。
ミニチュア・ワンダーランドを訪れるための事前準備
まずは、恒例の観光にあたっての事前準備(行き方、営業時間、チケットの予約方法など)です。
住所・場所
住所:Kehrwieder 2/Block D, 20457 Hamburg, Germany(クリックするとGoogle Mapが開きます)
ハンブルクの中心部で、交通手段は地下鉄がおすすめ!ハンブルク空港から約40分の距離です。
営業日・営業時間
なんと年中無休です!
営業時間は午前9時30分から午後18時までですが、週末や祝日は更に営業時間が延長されます。
入館料、チケットの予約はネットから!
- 入館料は1人あたり20ユーロ
なお、当日窓口で購入できる他、公式HPからもチケットの購入が可能です。ハンブルクに観光で来られた方は誰もが訪れる人気スポットですので、事前にネット経由で申し込むことをおすすめします。
ミニチュア・ワンダーランドの旅行記・体験記
ここから、私達がミニチュア・ワンダーランドを訪れた時の旅行記・体験記です。
3日前にチケットを予約しようとしたら既に売り切れ状態(汗)
私達は、このチケットの予約が遅すぎました(泣)。
「旅行の3日前にネットから予約できるならやっといた方が良いよね!」と話し合った結果、ネットからいざ予約しようとするも既に全スロット売り切れ状態!!!
下の写真は別日程のものですが、特に週末は売切が本当に早いので、観光を決めた時点でネットから予約しておくことを強くおすすめします。
「onlinetickets without waiting time」というのがネットから購入できる通常チケットです。この通常チケットは「time-slot for admission」の30分の間に入館することとなります。
なお、一番左側の「tickets at the desk with waiting time」は、当日窓口で並んで購入する場合の待ち時間です。240分待ちとか、まるでディズニーランドのようです。
「experience + ticket without waiting time」は、特別閲覧チケット付きのやつです。通常のチケットでミニチュア・ワンダーランドのほぼ全てを見ることができますが、それとは別にツアーガイドや360度VR映像の閲覧付の特別チケットが販売されています。
通常チケットは、入館できる時間帯が30分感覚で決められていますが、この特別チケット入場時間の制限がありません。当日であればいつでも入館することができるチケットになっています。
ちなみにこの特別チケットですが、申込数を3人にして、1人だけツアーガイドや360度VR体験を申し込むと、他の2人も入場時間の制限がなくなります。つまり3人分の通常チケット代+1人分の追加料金で3人とも入場時間無制限のチケットになります。
裏技ですが、既に自分の行きたいタイムスロットがいっぱいの時は考えてみてはいかがでしょうか。
私達は全時間の通常チケットが売り切れていたため、この裏技でチケットを購入しました。
ハンブルク空港からS-Bahnで約40分。改札がないのが新鮮!!
ドイツに来てビックリするのが、電車に乗る際の改札がないことです!駅の入口に入って歩いていると、いつの間にかホームに着いてしまいます。
ただし電車代が「無料」というわけではありません。検札の人が抜き打ちで検査しており、有効な切符を持っていないと多額の罰金を支払わせられますので、ご注意ください。
ハンブルクでは近郊列車(S-Bahn)はドイツ国鉄(DB)、その他はハンブルク交通局(HVV)により運営されています。市内がゾーンで別れており、どのゾーンを移動するかによって値段が決まります。
なお、私達が訪れた時は、物価高騰への対策として1ヶ月間9ユーロで全ゾーン乗り放題の「9 Euro Ticket」が販売されていましたので、それを利用しました。
ハンブルク空港から出たら、下の「S-Bahn」の看板を探して、その案内通りに進むとホームにたどり着くことができます。
ハンブルクの倉庫街の一部を利用したミニチュア・ワンダーランド
「S-Bahn」を利用して、駅から暫く歩くと「ミニチュア・ワンダーランド」にたどり着きました。
ドイツ語で「MODELLEISENBAHN WUNDERLAND」、英語で「Miniatur Wunderland」です。
まずはお昼ごはんでお腹を満たすところから
ミニチュア・ワンダーランドに入場すると、まずはお土産ショップとレストランが見えてきます。私達がたどり着いたのは既に午後1時でしたので、まずはここでお昼ごはんを頂きました。
座席は、大陸横断鉄道の内装を再利用しているのか、ユニークで面白かったです。
各国からの累計入場者数の表示版
ミニチュア・ワンダーランドに入ると、まずは、各国からの累計入場者数の表示版に出会います。日本からは2022年6月時点で40,982人が訪れているようです。
展示品は圧巻の一言!車や電車が動いていて面白い!
ミニチュア・ワンダーランドがすごいのは、ミニチュアが単に置かれた「止まった世界」ではなく、電車や車が動き回り、日中と夜が繰り返される「生きた世界」であること。
電車や車は動き回り、時には火事が発生して消防車やパトカーが出動しています。さらに照明によって、明るい日中と暗い夜が交互に繰り返されており、リアルな世界がミニチュアサイズになっただけの「生きた世界」になっています。
下の写真は夜になった時に撮影した写真です。照明が暗くなって、ミニチュアの世界が夜に切り替わると、建物がLEDでキレイにライトアップされ、昼と夜の切り替わりをみているだけでも楽しいです。
公式HPによると、ミニチュア・ワンダーランドの世界では、フィギア26万体、車9,250台、電車1,040台が配置されているそうです。全てを作るのに3千7百万ユーロ、日本円で51億円の建設コストがかかっているとのこと。
もう圧巻の一言です!!!
ミニチュア・ワンダーランドの世界で楽しむサウナー発見!
ミニチュア・ワンダーランドの世界でもサウナーがいました!
ミニチュアがサウナで蒸されています!
ミニチュアを制作している工場も見れます!
私が訪れたのは休日でしたので、誰もいませんでしたが、ミニチュアを実際に制作している工場も見ることができます。
世界遺産の1つ「ハンブルクの倉庫街」が渡り廊下から見えます
ミニチュア・ワンダーランド自体が世界遺産の1つである倉庫街に建てられているため、渡り廊下から倉庫街のベストショットが撮影できました。
これぞ!まさに一石二鳥!!
終わりに:子供だけでなく大人も楽しめるおすすめの観光スポット
ドイツのミニチュア・ワンダーランドは想像以上でした。まさか、ここまで楽しめることができるとは・・・。
私も良い大人ですが、ついついリアル感溢れる「生きた世界」に触れて時間も忘れて見入ってしまいました。
ハンブルクに来られた際は、世界遺産の1つである「赤レンガ倉庫街」とセットで訪れることをおすすめします!
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