サウスエンド空港(SEN)でプライオリティパスが使える唯一のラウンジ

イギリスの見どころ

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ロンドンの東の果てにあるサウスエンド空港(SEN)。

数年前までは多くのLCCが運航していましたが、コロナ禍が明けた現在では利用する航空会社も少なくなりました。それもそのはずです。サウスエンド空港の一番大きな問題点は都心からの遠さです。

イギリスのロンドンには6つの空港がありますが、その中でも都心からの遠さは1位です。不便な空港ではありますが、ライアンエアーやEasyJetを始めとするLCCがよく使う空港の1つでした。ただ、最近はガトウィック空港やルートン空港を利用するLCCが増えているので、昔以上にサウスエンド空港は利用されなくなりつつあります。

そんなサウスエンド空港ですが、とても小型の空港でターミナルは1つ、航空ラウンジもSky Lifeラウンジの1つです。ただ、この唯一の航空ラウンジはプライオリティパスに対応しており、プライオリティパスで無料利用が可能なラウンジだったりします。

なお、「プライオリティパスとは何ぞや?どうやって手に入れるの?」等の質問は下の記事をご覧ください。

SkyLifeラウンジはコロナ禍でずっと営業休止中でしたが、2024年5月より営業を再開しました。

ロンドンの中でも1位2位を争う遠い空港「サウスエンド空港(SEN)」

ロンドンには空港が6つあります。

  • ヒースロー空港(Heathrow)・・・イギリス最大の国際空港
  • ガトウィック空港(Gatwick)・・・ロンドンの南側、2番目の大きさで便数も多い
  • スタンステッド空港(Stansted)・・・ロンドンの北側、イギリスで3番目の大きさ
  • シティ空港(Citi)・・・ロンドンの中心部に一番近い空港だが、便数が少ない
  • ルートン空港(Luton)・・・ロンドンの北側で遠い。LCCで使う場合が多い
  • サウスエンド空港(Southend)・・・ロンドンの東側で一番遠い空港

日本発のロンドン直行便は全てヒースロー空港に到着しますが、ロンドンからヨーロッパを旅行したり、ヨーロッパからロンドンに来る場合は、他の空港もよく使います。

6つある空港の中で、サウスエンド空港(Southend)はロンドン中心部から最も遠い東側に位置している空港になります。

プライオリティパスが使える唯一のラウンジ「Skylife Lounge」

サウスエンド空港にはラウンジが1つしかありません。その名も「Skylife Lounge」。ANAやJALといった航空会社による運営ではない、いわゆる「有料ラウンジ」です。

Skylife Loungeの写真

プライオリティパス保持者1名に付き同伴者4名まで無料

プライオリティパスを持っていると無料でラウンジを利用することができます。ただ、このラウンジが面白いのは「プライオリティパス保持者1名に付き同伴者4名まで無料」という点です。

プライオリティパスで様々なラウンジを利用しましたが、同伴者は2名までが原則で4名まで無料というのは、ここのラウンジぐらいではないでしょうか。

営業時間・所在地

  • 場所は保安検査通過後のエリアにあります。小規模な空港ですし、至る所にラウンジの案内表示が出ていますので迷うことはありません。
  • 営業時間:
    月曜:午後
    水曜:午後
    金曜:午後
    日曜:午後

2024年6月3日時点で、プライオリティパス公式サイトの記載が古くなっています。サウスエンド空港の公式サイトをご確認することをお勧めします。

スペースは小さめだけどアルコールは無料

ラウンジのスペース自体は小さめです。ただ、サウスエンド空港自体が利用者の非常に少ない空港ですので、ラウンジは空いており、搭乗時間までリラックスして過ごすことができました。

Skylife Loungeの内部

ラウンジでは、簡単な軽食やアルコール・ソフトドリンクが無料提供されています。私が訪れた時は、ホットケーキの調理器も設置されていました。

ホットケーキのもとを入れてボタンを押すだけで、ホカホカのホットケーキが出てきて朝ごはんを食べていなかった私にはかなり重宝しました。

Skylife Loungeにあったパンケーキ作成機

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