2024年ロンドンのバスの乗り方から乗車料金の支払い方法まで詳しく解説

ロンドンのバスの乗り方から降り方、料金の支払方法まで徹底解説! イギリスの見どころ

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  • 初めてロンドンに行くけどバスの乗り方が分からない
  • バスからはどうやって降りるの?
  • 乗車料金の支払いにクレジットカードは使える?

ロンドンのバスは現金での支払いができませんオイスターカードやコンタクトレスのクレジットカードを事前に用意しておく必要があります。ここでは、初めてロンドンバスを使う方を対象に、バスの乗り方から降り方、乗車料金まで詳しく紹介します。

ロンドンバスはロンドン市内の観光にあたり、とっても便利で安価な移動手段です。ぜひ活用してみてください。

  • ロンドンのバスは前方のドアから乗って、後方のドアから降りる!
  • 乗車時に黄色のカードリーダーにオイスターカードやクレジットカードをタッチする!
  • コンタクトレス決済(タッチ決済)に対応したクレジットカードがあれば、オイスターカードの購入は不要!

なお、ロンドン地下鉄の乗り方は下の記事をご覧ください。

2024年最新ガイド:クレジットカードで乗るロンドン地下鉄
ロンドン地下鉄では、タッチ決済に対応したクレジットカードやスマホがあればオイスターカードの購入は不要です。ロンドン地下鉄の路線図マップ、乗車料金、アプリを含めた乗車券の買い方、乗り方、運行状況の確認方法まで徹底解説します。

 ロンドンバスの乗り方:料金と支払い方法

まずはロンドンのバスの運賃について説明します。

タッチ決済対応のクレジットカードに対応、現金支払いは不可

ロンドンのバスは乗る際に運賃を支払うのですが、現金での支払いはできません。現金での支払いを申し出ても乗車拒否されます。ロンドンのバスの乗車料金はコンタクトレス決済に対応したクレジットカードか、日本のSuicaに相当するオイスターカードを使って支払う必要があります。

クレジットカードのコンタクトレスマーク

ロンドンのバスでは、このマークが付いたクレジットカードかタッチ決済に対応したスマホ(iPhoneのApple Pay、AndroidのGoogle Pay)、オイスターカード(日本のSuicaみたいなもの)を使って支払います。もちろん、日本のクレジットカードでもコンタクトレス決済に対応していれば使えます。

2023年現在、日本でもタッチ決済に対応したクレジットカードが大分普及しましたし、そもそもiPhoneを持っていればApplePayでの支払いができますので、オイスターカードをわざわざ買う必要はありません。

ただし、1枚のクレジットカードを仲間やご家族の間で使い回すことは認められていません。例えば、バスの乗車時に1枚のクレジットカードを人数分タッチして支払うことは禁止です。こうした場合は、オイスターカードの購入が必要となります。

【クレカあれば不要】オイスターカードの作り方、使い方
ロンドンを観光する際に便利な交通系ICカード「オイスターカード」の作り方や使い方、チャージ方法を紹介します。iPhoneやコンタクトレス決済に対応したクレジットカードで代替できる他、オイスターカードのアプリについても解説します。なお、メルカリを使えば日本で購入することも可能です。

コンタクトレス決済に対応したクレジットカードを持ってないなら、海外の空港ラウンジが使えるプライオリティパスが無料で付帯する楽天プレミアムカードがおすすめです。

楽天プレミアムカードを7年使って分かったメリットとデメリット
楽天プレミアムカードはメリットない?実際に7年使って分かったメリットとデメリットを紹介します。普段使いのクレジットカードとして最強です。

日本のクレジットカードはApple Payに登録するのがおすすめです。

たまに日本のクレジットカードで、カード会社のセキュリティが働いてしまい、支払いが失敗することがあります。カード会社のセキュリティが厳しすぎるのです。こんな場合におすすめしたいのが、Apple Pay、Google Payへの登録です。

同じクレジットカードで、プラスチックのカードをタッチして支払いに失敗した場合でも、Apple PayやGoogle Pay経由でスマホをタッチして支払うと成功することが多いです。

日本から来られる方は、念のためにスマホのApple PayやGoogle Payにもクレジットカードを登録しておくことをおすすめします。

運賃は1.75ポンドの定額

ロンドンバスの料金は、どこまで乗っても運賃は1回の乗車あたり1.75ポンドです。

タッチは乗車時だけで降車時は不要

ロンドンバス乗車時のカードリーダー

ロンドンのバスでは、乗車時にコンタクトレス決済に対応したクレジットカードかオイスターカードを黄色のカードリーダーにタッチします。

バスから降りる時はタッチ不要です。降車時は最寄りの停留所に近づいたら「STOP」のボタンを押します。そして、ドアが開いたら、そのまま降りるだけです。

1日の乗車料金は上限額が設定されている

ロンドンのバスに何回乗っても一日あたりの運賃の上限額は5.25ポンド(大人1人あたり)です。1回あたりの運賃が1.75ポンドですので、ロンドンバスに1日に4回以上乗車しても3回分の料金しか請求されません。

ロンドンでは至るところにバスが走っていますので、観光する際はバスに何度も乗車することになりますので、料金の上限が決まっているのは非常に助かります。

最初にタッチしてから1時間以内のバスの乗換えは無料

ロンドンのバスでは「ホッパーフィー(Hopper fare)」という運賃制度が採用されています。最初に運賃を支払ってから1時間以内のバスの乗換えや乗り継ぎは無料です。

10歳以下の子どもは無料でバスに乗車できます

ロンドンの公共交通機関は10歳以下の子どもは無料でバスに乗車できます。

ただし、乗車時に年齢確認をされる可能性がありますので、パスポート等の年齢を確認できる公的書類を持ち歩くようにしましょう。

ロンドンのバスの乗り方と降り方:ルート検索から乗車、降車まで

ここではロンドンのバスの乗り方を乗車する時から降車する時までを写真を使いながら説明します。

目的地までのバスの番号を調べる

ロンドンのバスは路線ごとに番号が振られています。まずはどのバスに乗車するべきか、ルートを調べましょう。バスのルートを検索する際はスマホのアプリ「グーグル・マップ」がおすすめです。Google Mapはストライキ等の情報もリアルタイムで網羅されています。

何より、日本で一番使用者が多いマップアプリですので、海外に来ても難なく操作できると思います。

Googleマップアプリ

バス停にバスが近づいたら手を挙げて知らせる

ロンドンのバス停の表示

バス停に目的のバスが近づいたら手を挙げて運転手に合図します。通常、バス停に人がいる場合は停まってくれますが、たまに通り過ぎてしまう場合があるので運転手に合図した方が良いです。

なお、バス停には、そこに停車するバスの路線番号が書かれています。例えば、上記写真の「London Bridge」を例に取ると、21、35、40、47、133、N21、N35、N47、N133番のバスが停車します。

なお、番号の頭に「N」が付いているのは「ナイトバス(night bus)」の「N」です。ロンドンでは夜もバスが運行しており、深夜0時から朝方まで運行するバスはナイトバスと呼ばれます。

バスは前方から乗車し、中央か後方から降車する

ロンドンのバスは前方から乗車し、中央、後方から降車します。

前方から乗車して運転手の横に黄色のカードリーダーがあるので、オイスターカードかクレジットカードをタッチして支払います。先ほど説明した通り、現金での支払いは受け付けていません

ロンドンのバスの乗車口と降車口

運転席横のカードリーダーにカードをタッチ

バスの前方より乗車したら、運転席の横にある黄色のカードリーダーにオイスターカードかクレジットカードをタッチします。2秒ほどカードを当てて、左上のLEDが緑色に光ったら支払い成功です。一方で、LEDが赤色に光ったら支払い失敗です。

なお、カードをタッチするのは乗車時だけです。降車時はタッチ不要です!

ロンドンバスの運転席横にあるカードリーダー
ロンドンバスの運転席横にあるカードリーダー

自分が降りるバス停に近づいたら車内の「STOP」ボタンを押す

日本の路線バスと同様に、自分が降りるバス停になったら、車内の降車ボタン(STOPボタン)を押します。バスが停車したら、そのまま中央もしくは後方のドアから降ります

クレジットカードやオイスターカードを降車時にタッチする必要はありません。なぜなら、ロンドンバスは距離ではなく乗車回数で運賃が決定されるためです。

ロンドンのバスの降車ボタン

ロンドンのバスに乗る時の注意事項

バスに乗る際に知っておくと良い注意事項をいくつかご紹介します。

車椅子専用の座席

ロンドンのバスには車椅子専用の座席が用意されています。

車椅子の方が乗るバス停に近づくと「ウィーンウィーン」と車内でサイレンが鳴ります。サイレンが鳴ったら、次のバス停で車椅子の方が乗ってくるという合図です。専用スペースには立たないようにしましょう。

車椅子専用の座席

電光掲示板の表示が「*」となっていたら迂回路を進んでいる合図

ロンドンのバスでは車内の電光掲示板に次に止まるバス停が表示されます。しかし、この電光掲示板の表示が「*」となっている時があります。

この「*」は道路が工事中等の理由でバスが迂回路を取っている合図です。迂回路はアプリに反映されていないことも多いため、この時は、GPSを頼りに目的地まで向かいましょう。

ロンドンのバスが迂回路を取る時の案内表示

ストライキが多発しているので注意

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