ドイツのミュンヘン近郊に位置するテルメエルディング(Therme Erding)に行ってきました!サウナ好きには天国のようなこの場所、まさに、サウナー界のディズニーランドです。総面積は東京ドーム4つ分で、ヨーロッパ最大の温泉施設です。
巨大なウォーターパークもあり家族連れや子供連れでも楽しめます。ここではテルメエルディングへのアクセスや料金、サウナの様子、近辺のホテルなどを紹介します。
- テルメエルディングのサウナは、水着ゾーンと水着禁止ゾーンを併せて全部で35種類ある!
- 個性的なアウフグースやスクラブイベントが30分毎に開催される!
- 世界最長のウォータースライダーがあるウォーターパークも必見です!
ヨーロッパ最大のサウナ温泉施設:テルメエルディングの基本情報
ドイツのミュンヘンにあるテルメエルディングを訪れる上で、場所や行き方、営業時間や利用料金、持っていくと良い物をご紹介します。
なお、2024年10月時点の情報です。訪問される際は公式HPにて最新情報をご確認ください。
テルメエルディングの公式PV動画
Youtubeに公式PV動画が上がっていたのでご紹介します。テルメエルディングはこんな雰囲気の施設です。
テルメエルディングの3つのエリア
テルメエルディングは、次の3つのエリアに分かれています。
住所や行き方
住所:Thermenallee 1-5, 85435 Erding, Germany
(クリックするとGoogle Mapが開きます)
テルメエルディングは、ミュンヘン市内から車で45分、ミュンヘン空港からは約10分です。
公共交通機関を利用する場合は、ミュンヘン市内から電車(S2線)に乗って、アルトエニング駅(Altenerding)でバス550番バスに乗り換えて5分の距離です。また、ミュンヘン空港から、バスで移動する方法もあります(512番バス)。なお、テルメエルディングはゾーン4です。
サウナの営業日・営業時間
サウナエリア(VitalTherme & Saunen)の営業時間は次の通りです。なお年中無休です。
曜日 | 営業時間 |
---|---|
月曜〜金曜 | 10時00分〜23時00分 |
土曜 | 9時00分〜24時00分 |
日曜・祝日 | 9時00分〜23時00分 |
サウナの利用料金
テルメエルディングの利用料金はエリアによって異なります。ここでは、サウナエリア(VitalTherme & Saunen)に絞ってご紹介します。
時間 | 利用料金 |
---|---|
2時間 | €32 |
4時間 | €42 |
6時間 | €52 |
1日 | €60 |
上記金額に加えて、€7の追加料金が発生します。また、土曜・日曜・祝日は更に€5の追加料金も請求されます。サウナー界のディズニーランドに相応しい料金体系です。ミュンヘン市内にある他のサウナ施設と比べても明らかに高い価格設定です。
同じ系列のルーマニア・ブカレストにあるテルメ・ブカレストと比べても高いです。
ただ、この高価格にも関わらず、テルメエルディングはオープン前から行列ができています。最近のインフレの影響もあり少しずつ値上げされているのが実態です。
サウナに入る時の持ち物
テルメエルディングではバスタオルとバスローブをレンタルできます。ただし、とても高めの値段設定です。自宅から持っていくのがおすすめです。
クレジットカードやデビットカードで支払い可能です。保証金はバスタオルやバスローブを返却する際に、施設内での飲食にかかった費用と相殺されて、残額が現金として返金されます。
テルメエルディングのサウナエリアでは、水分補給用のウォーターサーバーが2ヶ所あります。かなり汗をかくことになりますので、水分補給用にペットボトルや水筒を持っていくのがおすすめです。私は1リットルのペットボトルを持ち込んで、必要に応じてウォーターサーバーで補給していました。
インターネット予約
テルメエルディングでは、一定の人数に達すると入場制限がかかります。これを避けるためには事前にインターネットから予約しておくのがおすすめです。
予約はこちらのページから行えます。
また、テルメエルディングが提携する次のホテルに宿泊している場合は、予約がない場合でも入場が保証されます。どちらもテルメエルディングの敷地内にあるのでアクセスが便利です。
ちなみに「Hotel Victory Therme Erding」の方がラグジュアリーですが、宿泊料金が高いです。私達は、旅費を抑えたかったのでVictory Guest Houseに宿泊しました。お部屋の様子も後ほど紹介します!
世界最大級の温泉施設:テルメエルディングのサウナ体験記・感想
ドイツでは、テルメエルディングのようなサウナリゾートがいくつかありますが、その中でもミュンヘン郊外にあるテルメエルディングは別格です。
私たちは2日間、VitalTherme & Saunenに絞って朝から夜までサウナを堪能しました。ミュンヘン市内から電車で行きましたので、その時の様子も併せて紹介します。
ミュンヘン市内から電車で移動
我が家は前日にミュンヘン市内の市民プール系サウナを巡っていたので、当日はミュンヘン市内から電車でエルディングに向かいました。
テルメエルディングはゾーン4に属します(2024年10月時点)。従って、電車のチケットはゾーンMからゾーン4の範囲のチケットを買いました。電車(S2番線)で移動しましたが、車内は人が少なくとっても快適な移動でした。
テルメエルディングに行くときは、Erding駅ではなくて、その1つ前のAltenerding駅で降ります。Alternerding駅で550番バスに乗り換えて向かいます。
バスはテルメエルディングの目の前に停まります。建物の見た目はまんまディズニーランドの入り口(笑)。
テルメエルディングの敷地にそびえ立つ立体駐車場の存在が大きさを物語っています。なお、駐車場は無料だそうでして、お車を運転される方は自動車の方が簡単だと思います。
サウナが25種類も楽しめる世界最大のサウナエリア
テルメ・エルディングは、何といってもその広さと多様なアトラクションが魅力です。下の写真はパンフレットに載っていたサウナエリアの地図です。
施設が広く、複数のサウナで本格的なショーアウフグース(アウフグースはサウナの中で行われる香りや音楽とともにロウリュをかけるパフォーマンス)からスクラブまで開催されています。また、屋内外に温水プールやジャグジーがあり、そこでリラックスしながらお酒を飲んだりもできます。
滞在中はお目当てのアウフグースを受けるべく広い敷地の中を歩き回り大忙しでした(笑)。
テルメエルディングのサウナエリア(VitalTherme & Saunen)では、24種類のサウナを楽しむことができ、それぞれに独自の特色があります。
以下に、印象に残ったサウナをいくつか紹介します。
- Russian Banya: 屋外にある100人以上が収容できる大型サウナ。ここのアウフグースは音楽あり、拍手ありで毎回かなり盛り上がっていました。
- Celtic-Throne Sauna: イギリスの世界遺産ストーンヘンジを意識した建物の中にあるケルト民族を意識したサウナ。スタッフがケルト音楽を演奏しながら、かなり大きな旗をブンブン振り回して風を起こす独特なアウフグースでした。熱々で個人的に一番のお気に入りです。
- Meditationssauna: こちらは屋内にある静かな瞑想サウナ。アウフグースの際はスクラブ用の塩やピーリングジェルが配られたりします。ここのアウフグースも素晴らしくて3回ぐらい受けました。
- Kelo Sauna:希少価値の高い木材で作られたヨーロッパ最大規模のケロサウナ。天井が低いので最も熱いアウフグースが楽しめます。最上段に座った人はあまりの熱さに悲鳴を上げていました(笑)。
他のサウナの様子も知りたい方は公式サイトのこちらのページを見てください。ユニークなサウナばかりです!
施設内の食事
テルメ・エルディング内には、いくつかのレストランやカフェがあります。価格は少し高めですが、美味しい食事が楽しめます。
店舗も複数あって私はアジア料理のお店によく立ち寄っていました。サウナエリアの中なので、水着に着替える必要はありません。バスローブを羽織ってそのまま食べられます。
テルメエルディング敷地内のホテル:Victory Guest House
テルメエルディングでは、敷地内に2つのホテルがあります。
おすすめめはHotel Victory Therme Erdingです。建物が繋がっているので、外に出ることなく直接テルメエルディングに行けます。しかも、部屋に置いてあるバスローブはテルメエルディングでも使えるため、レンタル代も浮きます。
ただ、Hotel Victory Therme Erdingの宿泊料金は高めの値段設定です。正しく、ディズニーランドホテル並みの価格です。
というわけで、私達は、もう少し宿泊料金が安いVictory Guest Houseに宿泊しました。こちらのホテルの欠点は、ホテルとテルメエルディングが直接繋がっておらず、一旦外に出て駐車場を横切る必要があること、バスローブが部屋に置かれていないことです。
ただし、Victory Guest Houseも朝食ブッフェが提供されており、テルメエルディングまで徒歩3分と絶好のロケーションといえます。私達にとってはこちらのホテルで十分でした。
駐車場の先にあるVictory Guest House
Victory Guest Houseはテルメエルディングの駐車場を超えた先にあります。徒歩で4分ほどでした。
お部屋の様子
一番グレードの低い部屋に泊まりましたが、室内はとっても広かったです。スーツケースを広げるには十分すぎる広さでした。掃除も行き届いていてきれいでした。
朝食ブッフェの様子
Victory Guest Houseでも朝食ブッフェが用意されています。レストランの雰囲気は下の写真のとおりです。
まぁ、普通の朝食ブッフェでした。
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