フィンランドのタンペレにあるサウナ付きホテル、Lapland Hotels Arena（ラップランドホテルズ アリーナ）に宿泊してきました。ラップランドホテルはヘルシンキに次いで2ヶ所目の滞在です。今回のホテルも内装がとてもおしゃれで、北欧の雰囲気が抜群に感じられる素晴らしいホテルでした。
- 共用のサウナは男女別で水着の着用は禁止、強力なサウナストーブを完備！
- サウナは屋上にあり、サウナ後の外気浴が気持ちいい！
- ラップランドホテルの朝食ブッフェは種類が豊富でとても美味しい！
ラップランドホテルズ アリーナの場所とアクセス
住所：Ratapihankatu 54, 33100 Tampere, Finland
（クリックするとGoogleMapが開きます）
Lapland Hotels Arenaはタンペレ駅から徒歩約10分の便利な場所にあります。ちなみにタンペレにはもう一つLapland Hotels Tampereというホテルもありますが、この記事ではLapland Hotels Arenaについて紹介していきます。
このホテルは大型イベント用の施設としても利用されており、大規模な駐車場も完備しています。駐車場は有料で、24時間あたり€24です（2024年10月時点）。ヘルシンキやタンペレではホテル付きの駐車場でも有料の場合が多く、ホテルによっては駐車場自体がなかったりするので、これはやむなしです。
ラップランド地方の雰囲気を満喫できるホテル
実は、フィンランドのラップランド地方に行ったことはありません（笑）。しかし、お部屋にあるトナカイの角の剥製やロビーのソファーに敷かれた毛皮などが、ラップランドの雰囲気を存分に感じさせてくれました。
フィンランドで数あるホテルに宿泊してきましたが、ラップランドホテルは、お部屋が最もおしゃれで雰囲気作りに注力しているホテルだと思います。
チェックインを済ませて部屋に入ると、心地よい民謡が流れていました。これが部屋の雰囲気を一段と引き立てています。とても心地よい音楽ですが、曲名はまだわかりません（泣）。曲名検索アプリのShazamを使用してみましたが、該当なしでした。
Lapland Hotels Arena（ラップランドホテルズ アリーナ）は比較的新しいホテルで、部屋はとても綺麗で掃除が行き届いており、清潔感がありました。
ホテルのレストランもおすすめ
ラップランドホテルのレストランも美味しかったです。夕食で一度利用したことがありますが、程よいボリュームでちょうど良かったです。
お外に出るのが面倒な方は、ホテルのレストランで夕食を食べるのも選択肢だと思います。なお、後述しますが、ルームサービスにして部屋で食べることもできます。
Lapland Hotels Arenaのサウナ
Lapland Hotels Arena（ラップランドホテルズ アリーナ）の目玉の一つは、屋上に設置された共用サウナです。宿泊者は無料で利用できます。このサウナは男女別で、水着の着用は禁止です。外気浴スペースは男女共用のカフェスペースになっていて、時間を決めて異性と待ち合わせすることも可能です。
私が初めて訪れた時は冬の12月末で外気温は氷点下マイナス10度。雪が降り積もる中、サウナを楽しみました。ホテルに写真OKをいただいたので、一緒に紹介していきます。
サウナの営業時間
2024年10月時点の共用サウナの営業時間は以下の通りです。
イベントなどで変更される可能性もあるので、宿泊時には最新の情報を確認してください。なお、共用のサウナの他にプライベートサウナもあります。私たちは共用のサウナしか利用しませんでしたが、プライベートサウナなら、より柔軟にスケジューリングできると思います。
- 月曜〜日曜：午後16時00分〜午後22時00分
- 土曜・日曜：午前8時00分〜午前11時00（モーニングセッション）
サウナはマットを敷いて入る形式
サウナでは、ビニール製のマットをお尻に敷いて入ります。このビニールマットは、タンペレにあるサウナレストランのクーマ（Kuuma）やヘルシンキのアッラスシープールなどで見かけるのと同じやつです。
バスタオルはサウナ小屋の中に用意されているため、部屋から持参する必要はありません。また、水分補給用のウォーターサーバーとコップも設置されていました。フィンランドの水道水はそのまま飲むことができ、水質も軟水で日本の水に近いです。
強力なサウナストーブを装備
サウナは広々としており、中央には強力なサウナストーブが設置されていました。サウナ内の温度は約90度で、ロウリュも可能です。ストーブに水をかけると、熱い水蒸気が一気に噴き出して、体を包み込むように感じられます。
私が訪れた時は誰もおらず、サウナ内は少し乾燥していました。こうしたホテルの共用サウナは乾燥していることが多いので、最初に多めに水をかけてサウナ内の湿度を上げると良いと思います。フィンランド式サウナは湿度があってこそ楽しめるものだと感じます。
外気浴が気持ちいい
サウナで体が十分に温まった後は、冷たいシャワーを浴び、部屋から持参したバスローブを羽織って屋外スペースへ。真冬の氷点下マイナス10度の中、冷たい空気を吸い込むと全身がリフレッシュされる感覚が味わえました。正直、外の寒さとサウナの暖かさの対比が格別で、タンペレの美しい夜景を眺めながらの外気浴がたまりませんでした。
寒さのため長時間滞在はできませんでしたが、テラスにはラウンジチェアや屋外カフェがあり、夏場はバーとしても利用されています。周囲は高めのガラス製の手すりで囲まれており、風が強すぎることもありませんでした。
客室のプライベートサウナ
今回はプライベートサウナ付きの部屋「Mystique Deluxe Sauna」に宿泊しました。スイッチを入れて1時間ほど経つとサウナが温まります。もちろん、こちらのサウナもロウリュが可能なフィンランド式サウナです。
サウナの横にはシャワーがあり、サウナ後はすぐに水シャワーを浴びてリフレッシュ。バスローブを羽織って内気浴を楽しみました。窓を少しだけ開けて冷たい外気を取り込むと、さらに気持ちよくリフレッシュできると思います。
唯一の残念な点は、部屋のサウナの温度が少し低く感じたことです。おそらく75度程度だったでしょうか。しかし、友人は「部屋のサウナも良かった」と言っていたので、たまたま私たちの部屋のサウナが調子が悪かっただけかもしれません。
お部屋のサウナで十分に満足したので、夕食はルームサービスを注文しました。ここのルームサービスも美味しく、想像以上でした。サウナ後の体にしみ渡るジャンクフード感が最高です。次にこちらのホテルに宿泊したときは、ホテルのレストランを利用しようと思います。
朝食とその他の施設
ラップランドホテルズといえば、美味しい朝食で有名です。ヘルシンキのラップランドホテルズの朝食も素晴らしかったですが、こちらのArenaの朝食もまた期待を裏切りませんでした。フィンランドの伝統料理からインターナショナルな料理まで、幅広く楽しめます。地元の新鮮な魚介類やベリーを使った料理も豊富で、ヘルシーで美味しい朝食を満喫できます。
余談ですが、ラップランドホテルの朝食会場はどこもライティングに拘りが感じられ、料理が美しく映えるのが密かな嬉しいポイントです。写真を撮ると美味しそうに撮影できます。
Lapland Hotels Arenaのプロモーション動画
YoutubeにLapland Hotels Arenaのサウナにフォーカスしたプロモーションビデオが上がっていましたのでご紹介します。ここのホテルの雰囲気が掴めるのではないかと思います。
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