ヘルシンキでおすすめのサウナ、Kulttuurisauna(クルットゥーリサウナ)に行ってきました。サウナで火照った体を海にドボンできる、フィンランドならではのサウナ体験ができる施設です。
- 公衆浴場ライクで男女別の水着の着用は禁止のサウナです!
- 薪サウナでロウリュすると、ジワーっと襲ってくる熱波がたまりません!
- タオルを巻いてお庭で外気浴したり、水着で海にも入れます!
海辺に面した公衆サウナ:Kulttuurisauna
Kulttuurisauna(クルットゥーリサウナ)への行き方や営業時間、持ち物について紹介します。
ロケーションと行き方
住所:Hakaniemenranta 17, 00530 Helsinki, Finland
(クリックするとGoogle Mapが開きます)
Kulttuurisauna(クルットゥーリサウナ)は、ヘルシンキ市内中心部から徒歩で25分ほど、最寄りのトラムの停車駅から徒歩15分です。私が訪れたのは、冬の18時過ぎでお外は真っ暗。施設の周りで工事も行われており、本当にサウナに辿り着けるのか不安になりながら向かいました。
10分ほど歩くと「SAUNA」の赤いネオンサインが見えてきました。無事に施設が見えてきて安心しました。冬にKulttuurisaunaへ向かう場合は、温かい服装としっかりとしたシューズを履いていきましょう。工事地帯ではあったものの、足元は道路の路上の照明灯などで照らされており思ったよりも明るかったです。
とってもシンプルなデザインの建物
Kulttuurisauna (クルットゥーリサウナ)の建物はとってもシンプル。2013年に設立された公衆サウナだそうですが、無駄がない白色に染められた建物がとてもおしゃれだと感じました。施設内には男女別のサウナ室やカフェ、海に入れる中庭があります。なお、更衣室とサウナは男女別になっていますが、中庭は男女共用の場所にありますので、異性の方と訪れた場合でも合流できます。
サウナの営業時間
午前シフトは事前予約が不要ですが、夕方シフトは事前の予約が必須です。
- 午前:水曜〜日曜の午前8時00分〜午前11時30分
- 夕方:水曜〜日曜の午後16時00分〜午後20時00分
サウナの利用料金と事前の予約
Kulttuurisaunaの利用料金は次のとおりです(2024年7月時点)。
- 大人€17
サウナは90分制になっていて、夕方に利用する場合は公式HPより事前予約が必要です。冬は混雑していることが多く、埋まってしまうことも多いので早めに予約することを強くお勧めします。2週間前から予約できます。
サウナの持ち物
サウナ室でお尻に敷くタオルとは、小さめのタオルのことです。フィンランドのサウナは日本よりも蒸気浴に近く、ベンチが濡れやすいため、綿(コットン)よりも麻(リネン)製のタオルがおすすめです。このサウナ用のタオルはフィンランドのホームセンター、トックマン(TOKKMAN)で手に入ります。シャワーはありますが、ボディソープがない場合があるので、必要な方は持参しましょう。
中庭も含めて裸足で歩けるように舗装されているため、ビーチサンダルはあってもなくても良いと思います。持参していない人の方が多かった印象です。
薪ストーブのロウリュが気持ちいいサウナ
受付を済ませ、男女別の更衣室で着替えて奥に進むとシャワー室があり、その先にサウナがあります。Kulttuurisauna(クルットゥーリサウナ)は薪ストーブを使用しています。サウナ室は4段ほどの高さがあり、思った以上に天井が高く感じられます。頻繁にロウリュが行われるため、サウナの湿度は非常に高く、蒸気浴に近い感覚でした。
サウナストーブの上部には丸い穴が空いており、そこに水を注いでロウリュを楽しめる仕組みです。ロウリュをすると、ジワーっと熱い蒸気がサウナ室全体に広がり、とても気持ちの良いロウリュが楽しめました。
外気浴と海での冷水浴
サウナ室でしっかりと汗をかいた後は、シャワーで汗を流し、タオルを身体に巻いて中庭へ向かいます。私が訪れたのは冬で、外気温は氷点下マイナス5度。とても気持ちの良い外気浴でした。中庭から海に入ることもでき、冬季にはアイススイミングも楽しめます。ほぼ0度のとっても冷たい海水が体をリフレッシュさせてくれます。慣れている人は泳げるそうですが、私はあまりの冷たさに5秒ぐらいしか入っていられませんでした。お店の人に聞いてみると、本格的にアイススイミングを楽しむ人は夏場から徐々に体を冷たさに慣らしていくそうです。
周りがオフィスや工場地帯に囲まれているため、中庭は驚くほど静かです。その静けさの中で心身をリフレッシュさせ、美しいバルト海の景色を眺めながら過ごす時間は、他に代えがたい貴重な体験だと思いました。私は夜に訪れたので景色は真っ暗でしたが、日中に訪れると素晴らしい景色が見れるはずです。
外気浴の後は、再びサウナに入って体を蒸すのも良し、受付横のカフェスペースで温かいコーヒーを飲んで休憩するのも良しです。シンプルであるものの、全てが詰まっており訪れて正解のサウナでした。
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