ロンドン観光:デザインミュージアムでデザインについて学ぶ

イギリスの見どころ

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ロンドンのデザインミュージアムに行ってみました。

ロンドンの中心部にあり、無料の常設展だけであれば1時間で十分に回ることができます。デザインのお勉強をされている方やデザイナーの方に特におすすめしたいデザインの博物館です。

この個人ブログでは、ロンドンのデザインミュージアムを訪れるにあたり、下のような疑問が解決できるよう努めて書きました。少しでもお役に立てましたら幸いです。

  • ロンドンのデザインミュージアムまでの行き方は?
  • チケットの予約方法は?
  • 見どころや観光スポットは?
  • 営業日や営業時間、料金は?
  • 見どころは何?
本記事は2022年5月時点の情報です。定期的に内容を確認するように努めていますが、入館料や展示内容が変わっている可能性がある点、ご留意ください。

ロンドン デザインミュージアムとは?

名前の通り「デザイン」をテーマに2016年11月に設立されたミュージアムです。

世界中から集めた家具や照明、インテリア等を揃えるホームファニシングショップ「ザ・コンランショップ」の創設者であるテレンス・コンラン氏により設立されました。

テレンス・コンラン氏ですが、世界中で50冊を超えるインテリアデザイン関係の書籍を出版されるなど、プロダクトデザインの分野における著名な人物です。

ロンドン デザインミュージアムを観光するための事前準備

デザインミュージアムは、ロンドンの地下鉄や市内バスで行くことができます。また、常設展であれば無料で観光することができチケットの予約も不要です。

ただし、有料展示を見る場合には、事前にチケットを予約した方がスムーズに見学できるかと思います。

場所・住所

住所:238 KensingtonHigh StreetLondonW8 6AG (クリックするとGoogle Mapが開きます)

ケンジントンハイストリートに位置しており、ケンジントン宮殿の近くです。ケンジントン宮殿の観光ついでにデザインミュージアムを訪れるというのもアリかと思います。

特に難しい点もないため、具体的なルートはGoogle Mapに任せます。

営業日・営業時間

日曜〜木曜:10:00〜18:00
金曜・土曜:10:00〜21:00

入場料・入館料

無料(但し、一部有料展示あり)

1階と地下は有料の企画展、3階に無料の常設展があります。

私は無料の常設展だけ訪れましたが、この常設展だけでも多くの優れたデザインを持つプロダクトが紹介されており、楽しめました。

ロンドン デザインミュージアムの見どころ・回り方など

さて、Google Mapに全てを任せ、特に迷うこともなくデザインミュージアムにたどり着くことができました。

この「the」がカッコ良いですよね。唯一無二のデザインミュージアムです!と主張しているように見えて( ´∀`)

建物の中に入ると、4階(イギリスでは3階)までの吹き抜けになっています。

無料の常設展「DESIGNER MAKER USER」が面白い

今回は初めてのデザインミュージアムということもあり、無料の常設展だけ訪れました。この常設展は最上階の4階(イギリスでは3階)にあります。

常設展の入り口に幾つかのプロダクトが並べられていました。地下鉄「 UNDER GROUND」の看板なんかは、本当に「グッドデザイン!」と言いたくなりますよね。

まさしくロンドンを代表するシンボルだと思いますし、街中を歩いていても遠くから目立つ、わかりやすいデザインだと思います。

常設展では、20世紀から21世紀までの様々なデザインが施されたプロダクトが実物でなんと約1,000個も展示されています。

かなり昔のダイヤル式の電話から今のスマートフォンまでのデザインの変遷が見れたりと面白いです。

ちなみに、入り口にあるこの常設展の説明が興味深かったので、ここで、ご紹介します(拙い英訳ですいません)。

デザインは人々が人々のために行う一種のプロセスです。そして、そのプロセスは、デザイナー、メーカー、そしてユーザーの3者間の対話です。この常設展では、デザイナー、メーカー、ユーザーの其々の視点から捉えたデザインの探求にあなたを誘います。

どのようにしてデザイナーがメーカーとユーザーの期待に応えているのか、そしてユーザーがどのようにそのデザインを消費し影響を与えているのか、テクノロジーの進展とメーカーによる世界の変革についてご説明します。

「デザインとは、デザイナーとメーカー、そしてユーザーの間の対話です」という言葉が最後まで頭に残りました。なかなかに考えさせられる言葉です。

この個人ブログのデザインはひどいものですが・・・(泣)。

おおっ!ソニーがデザイン重視の企業の例として紹介されてる〜

この常設展を見て回って、少しするとデザインを重視した商品開発を手掛ける企業として、「BRAUN」、「APPLE」、「SONY」が例として挙げられています。

なんと日本の企業が良いお手本として紹介されています。アップルは言わずもがなですが、ソニーも言われてみれば、ラジカセやMD、ビデオカメラ、更には一世を風靡したゲーム機の「PlayStation」など、デザインに凝っていたことを思い出させてくれます。

「日本企業はデザイン力に問題がある」とか「ユーザーが本当に必要なものを提供できていない」とか「技術に凝すぎ」なんて批判されて、ついつい日本を卑下してしまいますが、「日本も素晴らしい」ということを思い出させてくれました。

ちなみに、常設展では、ソニーのこれまでの製品が並べられていて、ワクワクしました。PlayStationとか懐かしすぎます。

終わりに:デザインについて知見がなくても楽しめる博物館でした

デザインについて知見というかセンスすらない私も楽しめる展示でした。

デザインとは何なのか?という解説はもちろんのこと、実際に多くの歴代の家電製品が並べられていますので、デザイナーでなくても楽しめます。

1時間近くで回れますし、ロンドンの中心部にありますので、ぜひ、一度は行ってみることをおすすめします。

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