ミュージカル「ウィキッド(Wicked)」のロンドン公演を見てきました。
日本でも劇団四季による公演が2023年10月より予定されています。
有名な「オズと魔法使い」の裏側とも言えるべき、西の悪い魔女「エルファバ」と南の良い魔女「グリンダ」の知られざる友情を描いた本作。
超人気なロングラン作品ということもあって、すごく楽しいミュージカルでした。イギリスに観光で来られた際は、是非、夜の時間を使って鑑賞してみては如何でしょうか。
「ウィキッド」を見るための事前準備
まずは、ロンドンで「ウィキッド」を見に行くための事前準備として、劇場への行き方とチケットの予約方法について解説します。
1930年建築のアポロヴィクトリア劇場
ミュージカル「ウィキッド」はロンドンのアポロヴィクトリア劇場(Apollo Victoria Theatre)で2006年よりロングラン上演されています。上演回数は2022年7月7日時点で驚きの6000回!
上演期間はロンドンのウエスト・エンド(ニューヨークのブロードウェイに匹敵)において9番目の超人気ヒット作品です。
なお、アポロヴィクトリア劇場は2286席の規模を誇り、ロンドンにおける歴史的な重要建造物にも指定されています。
アポロヴィクトリア劇場への行き方
ロンドン地下鉄「ヴィクトリア駅(Victoria station)」から目と鼻の先です。徒歩1分の好立地!裏返すと駅前は車や人で混雑していますので、タクシーではなくロンドン地下鉄を使って向かうことをオススメします。
ちなみにヴィクトリア駅はディストリクト・ライン(Disctrict Line)、サークル・ライン(Circle Line)、ヴィクトリア・ライン(Victoria Line)と3つの路線が走っています。
住所:17 Wilton Rd, Pimlico, London SW1V 1LG(クリックするとGoogle Mapが開きます)
チケットの事前予約を忘れずに!
ロンドンでミュージカルを見る際は、必ず事前に公式サイトからチケットを予約しましょう(クレジットカード払いです)。予約画面のURLはこちらです。
チケットの料金は37.25ポンドから169.75ポンドと幅広いです。ステージに近いほど安くステージから離れるほど高くなります。
私達は2階の1人60ポンドの席を予約しました。
ステージから離れているといっても音響設備が確りしていますし俳優も遠い席でも分かるようパフォーマンスしてくれますので、見づらいといったことはなかったですよ。
ロンドンのミュージカルでドレスコードはなし。普段の服装でOKです
ニューヨークのブロードウェイは知りませんが、ロンドンのミュージカルではドレスコードはありません。普段の服装で大丈夫です。
今は夏ですので、半ズボンにTシャツ、サンダルという方も見受けられました。
ミュージカル「ウィキッド(Wicked)」を見た感想
さすがは超ロングラン作品「ウィキッド(Wicked)」!!!
上演時間は、20分の休憩時間も含めて、全体で2時間45分です。
テンポよく話が展開している点はもちろん、何よりも歌がとてもキャッチーで印象に残りやすかったです。劇中では特に下の2つの曲が気に入りました。
クリックするとYoutubeへ繋がります。宜しければ曲を聞いてみてください。特に劇中で「No Good Deed」を歌う時の俳優のパフォーマンスには鳥肌が立ちました。
- Defying Gravity ← 1番人気の曲
- No good deed ← 私はこっちの方が好き!
「ウィキッド(Wicked)」のあらすじ
少女ドロシーが冒険する「オズの魔法使い」は皆さんストーリーをご存知だと思いますが、「ウィキッド」のあらすじは確りと覚えていない方も多いかと思います。
端的に言ってしまえば、「オズの魔法使い」で登場する「西の悪い魔女」がウィキッドになった経緯が描かれています。
丁度、wikipediaに詳細なあらすじが載っていましたので、英語が苦手な方は事前に見ておくことをオススメします。
2023年10月より劇団四季により日本でも上演予定
劇団四季により「ウィキッド」が日本でも上演されることが決まりました。会場は東京のJR東日本式劇場[秋]のようですが、具体的なスケジュールは未発表のようです。
2024年には2部作のミュージカル映画として公開予定
更にウィキッドはアメリカのユニバーサル映画により、2部作のミュージカル映画として公開される予定です。
これまで何度も映画の話が出てきては、いつの間にか立ち消えてしまったウィキッド。今度こそ映画の公開までたどり着くことを期待したいですね。
なお、アリアナ・グランデやシンシア・エリボらが出演予定だそうです。
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