2024年11月時点で、ノルウェーのオスロ空港（Oslo Gardermoen Airport、OSL）でプライオリティパスが使える場所はHavsaltというレストランのみです。場所はゲートE1の近くで、国際線の搭乗者のみが使えます。なお、パスポートコントロールの前にあるため、シェンゲン域内のフライトも対象です。
実際にHavsaltを訪れてみたので、行き方や雰囲気、利用方法を紹介します。
- オスロ空港でプライオリティパスが使えるのはレストランのHavsaltのみ！
- Havsaltの場所はゲートE1の近くで、ノルウェーの国内線フライトの搭乗者は使えない！
- スカンジナビア航空のSASラウンジはワンワールド移行により、スターアライアンスのゴールド会員は使えなくなりました！
オスロ空港のラウンジは6つあるもプライオリティパスは使えない
ノルウェーのオスロ空港（Oslo Gardermoen Airport、OSL）には、国内線のラウンジが2つ、国際線のラウンジが4つ、合計で6つのラウンジがあります。しかし、これらのラウンジでは、プライオリティパスは使えません。
- OSL Lounge Domestic（ゲートA2とA15の2カ所、有料ラウンジ（400NOK〜）としても提供）
- OSL Lounge International（ゲートE2、有料ラウンジ（445NOK）としても提供）
- SAS International Lounge（ゲートE2の近く）
- SAS Gold Lounge（ゲートE2の近く）
- SAS Lounge Domestic（ゲートA2の近く）
SASラウンジはスカイチームに移行
SASラウンジ（スカンジナビア航空）は、2024年9月1日をもってスターアライアンスからスカイチームに移行しました。これにより、スターアライアンスのゴールド会員はSASラウンジが使えません。
JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスです。スカイチームと提携している日系の航空会社はないため、SASラウンジが使える機会はとても少なくなりました。これはとっても残念なニュースです。
OSLラウンジは有料ラウンジとしても利用可能
OSLラウンジはアメリカン・エキスプレスやラウンジキー、ドラゴンパス等に対応しており、国際線のOSLラウンジは一部の航空会社とも提携しています。また、一定の利用料金を支払うことで誰でも使える有料ラウンジとなっていますが、正直、ちょっと高いです。
- OSL Lounge Domestic：400NOKから
- OSL Lounge International：445NOK
なお、日本からオスロ空港への直行便はないため、ANAやJALは提携していません。
リンク：オスロ空港のラウンジ一覧
オスロ空港でプライオリティパスが使える唯一のレストラン：Havsalt
2024年11月時点で、プライオリティパスが使えるのはレストランのHavsaltのみです。Havsaltはレストランですが、座席数も多くて、国際線のゲートを通って免税店を通り過ぎてすぐの場所にあるため、アクセスの利便性は抜群です。
レストランとして、プライオリティパスを使う価値は十分にあり、シーフード料理を楽しみながら、旅の合間に贅沢な時間を過ごすことができます。
Havsaltの基本情報
Havsaltの場所はゲートE1の近くです。国際線の搭乗者が対象で、国内線の搭乗者は使えません。なお、国際線であれば、シェンゲン域内便でも使えます。
プライオリティパスの公式サイトでは、Havsaltの場所をゲートD1とE2の間と説明されていますが、ゲートE側です。ゲートDとゲートEは真逆になるのでご注意ください。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | セキュリティチェック後のゲートEの入り口近く |
| 営業時間 | 月曜〜金曜：午前7時〜午後20時 土曜：午前7時〜午後19時 日曜：午前11時〜午後20時 |
| シェンゲン域内 | シェンゲン域内・域外に関わらず、国際便の搭乗者なら利用可能 |
| 休業日 | 12月24日〜26日、1月1日 |
| 同伴者 | 制限なし |
| 特典 | 240ノルウェー・クローネ（NOK）の割引 |
| 利用制限 | アルコールを注文する場合は食事メニューを含める必要あり（軽食はだめ） |
お店の雰囲気
オスロ空港の荷物検査を終えて、ゲートEを目指して進むと、すぐに「Havsalt」の看板が目に入りました。海をテーマにした内装が印象的です。
なお、Havsaltは空港のオープンスペースの場所にあります。座席の数も十分で、これまでプライオリティパスで何回も利用してきましたが、いつも待つことなく座ることができました。
Havsaltのメニューとおすすめ料理
Havsaltはシーフード料理のレストランです。レストランというよりも、シーフードも食べられるバーというのがしっくりきます。シーフード料理の大部分は既にパッケージングされているので、注文したらすぐに食べ始めることができます。
これまで、プライオリティパスを使ってレストランに入ったものの、料理がなかなか運ばれずに搭乗時間になってしまい焦ることが多々ありました。なので、すぐに料理を食べ始められる点はとても高評価です。
もちろん、温かい料理も注文できます。これまで温かいフィッシュスープやパスタを注文したことがありますが、どちらもすぐに運ばれてきてとても助かりました。
プライオリティパスの利用方法と注意点
Havsaltでは、注文時にプライオリティパスと当日の有効な航空券を見せることで、1名あたり240ノルウェー・クローネ（NOK）の割引を受けることができます。
ただし、プライオリティパスの利用に当たっては、いくつか注意点があります。
アルコール飲料の注文は、必ず食事の注文が必要
アルコール飲料を注文する場合、必ずお食事の注文が必要です。しかも軽食は対象外となっています。これはノルウェーの法律によるものだそうです。
例えばビールだけ注文することはできないため注意が必要です。なお、オスロ空港のレストランやバーは物価が高く、アルコールと食事を一緒に注文すると240 NOKの上限を超えることが多いです。
同伴者の利用は本当にお得なのか要注意
Havsaltではプライオリティパスの利用による同伴者の制限は特にありません。同伴者の登録をすると、同伴者1名につき追加で240NOKの割引が適用されます。
ただし、プライオリティパスが付帯するクレジットカードの利用条件によっては、同伴者の利用が有料となる場合がありますので事前に確認しておきましょう。特典である240NOKは3,350円相当です。
クレジットカードによっては、同伴者の利用料金が240NOKを超える場合があると思います。
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