「ウルトラワイドモニターが使いにくいと聞いたけど、実際どうなの?」
この記事は、その疑問を持つ方に向けて書いています。
私は過去に34インチのウルトラワイドモニターを購入しましたが、3ヶ月使った後にデメリットを感じて後悔し、4Kモニターに切り替えました。しかし、最近になって再び34インチの曲面ウルトラワイドモニターを購入し、半年間使用を続けています。その理由は以下の3点です。
- 仕事に適した「湾曲型、34インチ、非光沢」のウルトラワイドモニターを選んだこと
- モニターライトの設置で光の反射を抑えたこと
- モニターアームを使用し、狭い机でも距離を確保できたこと
ここでは、私の後悔を踏まえた、ウルトラワイドモニターのデメリットや注意点をご紹介します。
ウルトラワイドモニターを買って後悔した点とデメリット
ウルトラワイドモニターを検討している方に参考になるよう、私の経験から後悔した点やデメリットを紹介します。
後悔:平面ディスプレイのウルトラワイドモニターを買ったこと
平面型34インチのウルトラワイドモニターを購入しましたが、目の疲れがひどく後悔しました。
中心と端で画面との距離が異なるため、目が焦点を合わせ続ける必要があり疲れます。一方、湾曲型モニターは目の疲れが少なく、視認性も向上します。設計図やデザインの仕事以外では、湾曲型のほうが圧倒的に使いやすいです。
事実、私は平面型から湾曲型のウルトラワイドモニターに切り替えたら、目の疲れが大分良くなりました。現在では、更にブルライトカットなども組み合わせています。
後悔:ウルトラワイドモニターの設置に必要な机の奥行きが足りなかったこと
ウルトラワイドモニターは机の奥行きを多く取ります。
私の机では奥行きが足りず、モニターと目の距離が近くなり疲れました。この問題は、モニターアームを活用することで、狭い机でも画面との距離を確保できるようになり、快適に使用できるようになりました。
34インチのウルトラワイドモニターを購入するなら、机の奥行きが広いデスクにするか、モニターアームを使って設置することをおすすめします。
なお、参考までに下の写真は、34インチのウルトラワイドモニターを横100cm、縦60cmの机に設置した時のものです。机の奥行きの3分の1が占有されてしまっていることが分かると思います。
後悔:光沢ディスプレイのウルトラワイドモニターを買ったこと
光沢ディスプレイは色鮮やかですが、光の反射が大きく、特に暗い画面では鏡のように見えてしまいます。特に次の2つに該当する場合は要注意です。
私はこの問題に対して、QUNTISのモニターライトを設置することで画面の映り込みを軽減できました。
後悔:フルHD解像度のウルトラワイドモニターを買ったこと
安価だからと解像度がフルHDのウルトラワイドモニターを購入すると後悔します。ウルトラワイドモニターは絶対に解像度がWQHD(3440×1440)のモニターを買うべきです。正直、なぜフルHDのディスプレイが販売されているのか理解できません。
ウルトラワイドモニターはかなり横長のディスプレイです。その横長のディスプレイでフルHDの解像度は表示領域が狭すぎます。
下の写真から分かるとおり、WQHD(3440×1440)とフルHD(2560×1080)では表示できる領域に雲泥の差があります。解像度がフルHDのウルトラワイドモニターは、表示領域がとても狭く、デメリットです。
なお、下の記事でも書きましたが、29インチのウルトラワイドモニターの解像度はフルHDしかないのでお気をつけください。
ウルトラワイドモニターは34インチ、曲面、非光沢がおすすめ
以上、私のウルトラワイドモニターを買って後悔したポイントを説明しました。仕事用としてのディスプレイを探しているなら、ウルトラワイドモニターは34インチで曲面型、非光沢のディスプレイがおすすめです。
コメント