ソラチカルート?ANA公式のクレジットカード?ANAマイルへの還元率で一番高いのは楽天カード!だと思います。
ANAカードだとマイルの還元率は種類により異なるものの0.5%か1.0%です。しかし、楽天カードで楽天市場のお買い物であればANAマイルの還元率を1.5%まで持っていけます。
陸マイラー(飛行機への搭乗ではなく日々のお買い物でマイルを貯める人)であれば、楽天カードを入手して、日々の決済を楽天グループのサービスに集約するのが最も早いポイントの貯め方ではないでしょうか。
楽天カードのポイント還元率は0.5%とか1.0%とか謳っているサイトが多いです。しかし、本気でANAマイルを貯めるなら楽天経済圏にどっぷりと浸かって1.5%のポイント還元率を得るのが一番だと思っています。
ANAマイルとは何なのか?
一応、ANAマイルを知らずにこのページを訪れた人に向けて、念の為に解説します。
マイルとは、航空会社のポイントプラグラムで貯めることができるポイントを指します。
ANAであればANAマイル、JALであれば、JALマイルなんて呼ばれています。そして、こうしたマイルを提供するサービスは「マイレージプログラム」なんて呼ばれています。
ANAマイルは航空券(特典航空券)と交換できる
私がANAマイルを必死に貯めるのは、ANAマイルと交換することで手に入る無料の航空券(特典航空券)が欲しいからです。
ANAマイルを貯めるとANAの航空チケットと交換することができます。国内でも海外でも飛行機のチケットは旅行における出費の結構な割合を占めます。
その飛行機のチケットが往復とも無料になったら嬉しくないですか?そのために皆んな必死にマイルを貯めています。
ANAマイルは1マイルあたり10円の価値(特典航空券への交換限定だけど)
ルートや時期により異なりますが、実際に東京〜ニューヨーク間をビジネスクラスで往復した場合の航空券代をもとにマイルの価値を試算してみました。
まずは、東京からニューヨークまで移動した場合の航空券の料金です。
むちゃくちゃ高いですね(汗)航空チケットは、往復でなんと100万円以上です。
次に、この航空券をANAマイルを使って交換した場合(いわゆる特典航空券)を調べてみます。ANAのサイトによれば、日本と北米の区間におけるビジネスクラスの往復航空券に必要なANAマイルは下の赤枠で囲った75,000マイル〜90,000マイルです。
「L」や「R」、「H」はそれぞれ、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンを意味しており、時期によって必要なマイル数は異なるということです。
夏休みや年末年始のようなハイシーズンであれば90,000マイルとなります。
従って、90,000マイルは航空券代の100万円と等価値であり、「ANAマイルは1マイルあたり約10円の価値がある」ということになります。
ANAマイルの貯め方は?
マイルの貯め方は基本的に3パターンです。
- 飛行機に搭乗する
- ANAマイルが還元されるクレジットカードを使う
- 他のポイントプログラムで稼いだポイントをANAマイルに交換する
1つ目は、飛行機に搭乗するとその距離や座席クラス等に応じてマイルが還元されます。これ以外にも2つ目や3つ目のやり方でマイルを貯めることもできます。
ちなみに、飛行機に搭乗せずに2つ目と3つ目を使ってマイルを貯めまくる人が「陸マイラー」と呼ばれる方々です。
最後の3つ目の「他のポイントプログラムで稼いだポイントをANAマイルに交換する」ですが、ANAでは楽天グループが発行する「楽天ポイント」、ドラッグストアのマツモトキヨシが発行する「マツキヨ現金ポイント」、TSUTAYAをはじめとする「Tポイント」、セブンイレブンの「nanacoポイント」等をANAマイルに交換することができます。
余談:ポイントプログラムはなるべく1箇所に集中させるべき
世の中には、LINEポイント、WALLETポイント、Tポイント、Ponta、Nanacoなど、様々なポイントプログラムで溢れかえっています。
ポイントを貯めるにあたって最も大切なことは、ポイントは一カ所に集中させるため方をするべきだと思っています。
各々のポイントプログラムは「最低○○ポイントから使えます!」という使用する場合の最低ポイント数を定めていることがあり、ポイントを分散させてしまうと、いつまで経っても最低ポイントに達せず使えないといった事態が生じることがあるためです。
ちなみに私は、電気、携帯SIM、旅行、ネットでのお買い物などをなるべく楽天グループのサービスに集約しています。
しかし、こうして一貫して楽天ポイントに集中して貯めた結果、これまでの5年間で90万ポイント以上のポイント還元を受けることができました。
楽天カードと楽天市場を通じてマイル還元率を1.5%にするマイルの貯め方
さて、ここからが本題である「楽天カードと楽天市場でANAマイルの還元率は1.5%」にするマイルの貯め方です。
楽天ポイント2ポイントでANAマイル1マイルと交換できる
楽天ポイントはANAマイルと交換することができます。
その交換レートは楽天ポイント2ポイントあたり1マイルです。なお、楽天ポイントのうちANAマイルに交換できるのは「通常ポイント」だけです。楽天が「特典ポイント」と呼んでいる「期間限定ポイント」はANAマイルに交換することはできません。
これだけだと、楽天カードでANAマイルを貯めた場合の還元率は0.5%です。
ここから楽天市場で楽天カードを使うことで楽天カードによるポイント還元率を1.5%に引き上げていきます。これが楽天カードを使ったマイルの効率的な貯め方です。
還元率の上げ方①:楽天市場で楽天カードを使って決済する
楽天市場で楽天カードを使って決済すると楽天通常ポイントの還元率は2%となります。
楽天市場でお買い物をしたときの楽天ポイントは通常ポイントが100円あたり1ポイント貯まるだけで、残りのポイントは全て期間限定ポイントと勘違いされている方が多いのですが、楽天カードを使って楽天市場でお買い物をしたときの楽天通常ポイントは100円あたり2ポイントつきます。
100円のお買い物をしたときのポイントの内訳は以下の通りです。
- 楽天カードに関係なく楽天市場で買い物するだけで付く楽天通常ポイント:1ポイント
- 楽天市場で楽天カードで決済すると付く楽天通常ポイント:1ポイント
このように、楽天カードを使って楽天市場でお買い物をすると楽天通常ポイントが100円あたり2ポイント貯まりますので、この2ポイントをANAマイル1マイルに交換することができます。
つまり、ここまでで楽天市場で楽天カードで決済した時のANAマイル還元率は1%となります。
還元率の上げ方②:ANAのマイレージモール経由で楽天市場でお買い物をすると更に0.5%のANAマイルが還元される
さらにANAマイルの還元率を上げていきます。
次に楽天市場でお買い物をする際は、ANAマイレージモール経由で行うようにします。
ANAマイレージモールはANAサイト経由でインターネットショッピングをするとANAマイルが貯まるサービス
ANAマイレージモールとは、ANAのサイト経由でインターネットショッピングをするとANAマイルが貯まるサービスです。
例えば、楽天の他にも宿泊予約サービスの一休.comやYahoo shoppingなどがANAマイレージモールにあります。
このANAマイレージモールから其々のショッピングサイトのリンクを押してお買い物をするとそのお買い物の金額に応じてANAマイルが貯まります。
楽天市場の場合は、購入した金額200円に対してANAマイル1マイルが貯まります。つまり、ANAマイルの還元率0.5%です。
先ほど説明した①と合わせれば、ANAマイルの還元率は1.5%です。
終わりに:楽天カードを作って楽天サービスに集約するのが実は一番のマイルの貯め方なんじゃないか?
一般的にクレジットカードのANAマイル還元率は0.5%です。還元率が1%のクレジットカードもありますが、年会費有料のものばかりです。
一方で、楽天カードは年会費無料で作れますし、楽天市場でのお買い物も別に抵抗があるものではありません。
ここでは楽天市場を例に説明しましたが、楽天トラベルで楽天カードを使った場合のポイント還元率は1%ですし、ANAマイレージモール経由で楽天トラベルを使えば、先ほどと同様にポイント還元率は1%+0.5%の合計1.5%になります。
このように、ANAマイルを貯めるなら年会費無料の楽天カードを作って日頃の様々なお買い物を楽天グループに集約させるのが一番の効率的なANAマイルの貯め方ではないかと思います。
このポイント還元率はさすが楽天グループと言う気がします。他のクレジットカード会社には真似できません。
ここからは余談ですが、楽天カードは楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの他に楽天ブラックカードというのがありまして、この楽天ブラックカードだと他のクレジットカード会社のプラチナカードと比べても遜色ないサービスが受けられます。
ちなみに、海外旅行が好きな方であれば一部の航空会社のラウンジを無料で使えるプライオリティパスがあると便利です。これは年会費無料の楽天カードでは手に入りませんが、楽天プレミアムカードだとプレミアムカードの年会費だけで追加負担なく手に入ります。
さらに余談ですが、旅行が好きな方で、クレジットカードを複数持つなら「楽天カード」と「ANAカード」の組み合わせが一番良い気がします。少なくとも私はこの5年間、この2枚の組み合わせを継続しています。
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