「Apple Watchはサウナで使っても大丈夫?」
私は、Apple Watchを着けたまま岩盤浴やサウナに入って3年以上が経ちますが、Apple Watchが故障したことは一度もなく、バッテリーの激しい劣化も起きていません。
使っているモデルは初代Apple Watch SE(GPSモデル) 44mm。
24時間365日、アップルウォッチを身に付けてますが、故障は一度もなく、バッテリーの最大容量は3年が経過しても79%と通常使用の場合と違いは見られません。
Appleの公式サポートではサウナでの使用を避けるよう書かれていますが、私は「Apple Watchをサウナで使っても大丈夫」と思っています。
Apple Watchをサウナで使っても問題ない?
初代Apple Watch SEを購入してから2年以上が経過し、ランニングや睡眠、サウナや温泉、プールでも常に使用していますが、一度も故障したことはありません。
ジムでのランニングや睡眠時、サウナや温泉、お風呂、プールでも常にApple Watchを身につけていますが、一度も故障したことはありません。
サウナでのApple Watchの活用法
サウナでは、Apple Watchの「ストップウォッチ機能」と「心拍数計測機能」を使用しています。これらはApple Watchに初めから搭載されている標準アプリです。
サウナ関係のアプリが増えてきているのは知っていますが、現時点で私が満足できるようなアプリは見つかりません。
サウナ滞在時間の把握
私は10分間を目安にサウナに入っており、その時間を計るためにApple Watchの「ストップウォッチ機能」を使用しています。サウナ室に12分時計がある場合でも、瞑想中に時間を忘れることが多いため、Apple Watchで計測しています。
サウナでの心拍数をApple Watchでリアルタイムに把握
加藤容崇さんの「医者が教えるサウナの教科書」を読んでからは、Apple Watchの心拍数計測機能も利用しています。この本によると、「心拍数が平常時の2倍になった時にサウナ室を出る」と最高の整いを得られるそうです。
廉価版のApple Watch SEでも心拍数が把握できるのは非常に便利です。
Apple Watchをサウナで使って故障しないのか?
Appleは公式にはApple Watchのサウナでの使用を推奨しておらず、公式サポートでも避けるようにと記載しています。しかし、私は3年以上サウナで使用しており、故障は一度もありません。個人的には問題ないと感じています。
Apple Watchの防水性能(耐水性能)
Apple Watchはプールや海での使用が可能で、防水性能に問題はありません。
- プールや海で泳ぐ場合などの浅い水深での使用に対応
- スキューバダイビング等の高水圧や深い水深でのアクティビティは想定していない。
- 石けんにさらす、サウナやスチームルームに入ることは耐水性能に支障をきたす可能性があるため避けてください。
(Apple公式サポート:Apple Watch Series 2以降の場合)
Apple Watchの耐熱性能
Apple Watchの耐熱性能はサウナでの使用には不十分です。
- 環境温度が0度から35度のときに最も安定して動作
- 保管温度はマイナス20度から45度
- 推奨範囲外の温度で使うとバッテリーが劣化したり不具合が発生する可能性あり
「Apple Watch Ultra」もサウナでの使用にはスペック不足
Apple Watch Ultraは「過酷な環境に負けない腕時計」をコンセプトにしています。発表会では砂漠でのランニングシーンもあり、サウナでも使えるのではと期待しました。
しかし、「Apple Watch Ultra」の動作温度はマイナス20度から55度で、サウナでの使用は推奨されていません。ただし、岩盤浴(40度から60度)なら使用可能かもしれません。ヘビーサウナーにとっては残念です。
Apple Watchをサウナで使う時に気をつけていること
サウナでApple Watchが故障しないよう、私が実践している対策は次のとおりです。これにより、突然のシャットダウンを防ぐことができます。
これ以外の故障対策は行なっていません。保護ケースも装着していませんし、時計を濡れたタオルで巻いたりもしていません。
一方、このやり方を続けて3年以上が経過しますが、Apple Watchが故障したことは一度もなく、バッテリーの激しい劣化も起きていません。
サウナでは、Apple Watchを常に肌に当てて、熱が直接当たらないようにする。
例えば、もう一方の手でApple Watchの画面を覆うなど。
Apple Watchは高熱になると電源が突然落ちる
サウナ室のような熱い所にApple Watchを持ち込むと、突然電源が落ちることがあります。具体的には、Apple Watchの表示が赤い温度計と時刻だけになります。
こうなってしまうと、ストップウォッチ機能や心拍の測定機能を含む全ての機能が停止します。
この画面になったらサウナ室を出て、Apple Watchを涼しい場所に持っていくしかありません。水風呂に沈めると、ほんの10秒程度でApple Watchが自動的に再起動して元の画面に戻ります。
80度くらいのサウナでは滅多に起きませんが、私は120度近くのバレルサウナに持ち込んだ時に、Apple Watchでこの画面が表示されました。
サウナでは、Apple Watchを反対の腕に押し付けるだけで大丈夫
Apple Watchの画面を手で覆う他、反対の腕に押し付けるのも1つの故障対策になります。
これまでも激熱のサウナやアウフグース、スチームサウナ等でApple Watchを使ってきました。いずれの場面でもこの対策を行うだけで、サウナでも電源が落ちることなくApple Watchを使うことができています。
Apple Watchよりもサウナでの耐熱性が高いスマートウォッチ
私はApple Watchをサウナに持ち込んでいますが、妻はシャオミの「スマートバンド」です。
テントサウナやプライベートサウナ等に妻と一緒に入る時に観察していて思うのですが、シャオミのスマートバンドの方がサウナでの耐熱性は高いと思っています。
妻はスマートバンドを手で覆ったりせずにそのままの状態で使っています。もちろん保護カバーなども装着していません。しかし、スマートバンドが熱でシャットダウンした所はめったに見たことがありません。
もちろん、スマートバンドも熱センサーが内蔵されているらしく、120度のバレルサウナに入った時は熱で強制的にシャットダウンされていました。
しかし、これまでの様子を見ると、Apple Watchは肌に当てていないと熱を持ってシャットダウンすることが何度か見られる一方で、スマートバンドは肌に当てていなくても簡単にはシャットダウンに至らない印象です。
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