視力が低い人向けに「サウナ用のメガネ」を全力でオススメする記事です(笑)。
- サウナ室が暗くて、空いてるか分からない。
- サウナ室の時計がぼやけて見えない。
- 段差で転びそうになった。
目が悪い人のサウナ室での「あるある」トップ3です。
私は一時期、普段使いのメガネをお風呂場やサウナで使いましたが、フレームは熱くなるし、水でネジが錆びるし、鼻止めに緑青(ろくしょう)が生じるしで、結局メガネが壊れました(泣)。
そこで、最近流行りのサウナ用のメガネを使った所、周りが見えるってこんなに素晴らしいことなのかと再認識!サウナメガネはマジでサウナ生活が変わります。
お風呂やサウナでの普通のメガネの使用はだめ。メガネに傷が付いて壊れる
お風呂やサウナにメガネを持ち込むのはだめです。
見た目が大丈夫に見えても、レンズに細かな傷がついたり、金属のパーツが錆びていきます。ここでは、サウナやお風呂に持ち込んで壊れた私のメガネを実例として紹介します(泣)。
眼鏡のレンズが熱に弱い
私はサウナにメガネを持ち込んでもレンズが曲がったり変形することはなかったです。なので、問題がないと思っていたら、メガネのレンズに光を当てると細かな傷が見えました。
「これは何だろう?」と思っていたのですが、レンズのコーティングのひび割れやシワだそうです。
サウナやお風呂の熱でメガネのレンズが膨張します。しかし、レンズ表面の傷防止コーティング等はその膨張に追いつけず、結果として、ひび割れやシワができてしまうそうです。
初めて知りました。
当時、メガネをお風呂には毎回持ち込んでいましたが、サウナは2〜3回だけです。たった数回の回数でこんなにも細かな傷がメガネに付いてしまいました。
メガネ拭きを使っても、もう元に戻りません(号泣)
眼鏡のフレームやネジが錆びて、鼻当てに緑青ができる
当たり前の話ですが、メガネは防水仕様ではありません。
私がお風呂場やサウナで使っていた1世代前のメガネはフレームのネジが錆びました。そして、私の2世代目のメガネは鼻当てに緑青(ろくしょう)ができました。緑青は10円玉によく見られる青緑の錆です。
フレームそのものは錆びませんでしたが、メガネの金属パーツが壊れました。
ちょっと見づらいですが、赤色の矢印で示した部分が私のメガネの鼻当てにできた「緑青」です。中の金属が錆びているのか、鼻当てを交換しても、時間が経つと再び緑青ができてしまっています。
余談:サウナやお風呂でのコンタクトも「だめ」だそうです。
余談ですが、コンタクトを着けたままサウナやお風呂に入るのも良くないそうです。
特に日本の高温で乾燥したドライサウナに持ち込むと、レンズが急速に乾燥してしまうとか。結果、レンズが固くなり変形して、目から外れたり、目に傷を付けてしまうそうです。
サウナ用のメガネを使って激変した私のサウナ生活!
上述の経験を踏まえ、しばらくの間はメガネなしでお風呂やサウナに通っていました。しかし、視力が悪く周りが見えないので、どうしても落ち着きません。
ネットで調べると、お風呂だけでなくサウナでの使用も耐えられる専用のメガネが存在することが分かったので、一念発起して購入しました。(嘘です。一念発起するほど高くなかったですw)。
そしたら、マジでサウナの世界が変わりました。
サウナの「のぞき窓」から空いているか確認可能!
サウナの入り口に「のぞき窓」が付いていますが、視力が悪いとサウナの中の様子が見えません。結果、毎回、ドアを開けて中を確認していました(満員の時は恥ずかしかったです)。
サウナメガネを使い始めてからは、入る前に空きがあるか確認できるようになりました。
サウナでもメガネが熱くなりすぎない!
普段使いのメガネはフレームが金属製でサウナで使うと熱いです。
この点、サウナメガネはフレームがプラスチック製なので、熱くはなるものの、金属製のフレームに比べると、だいぶ楽になりました。
サウナの「12分計」が見える喜び!
視力が悪いとサウナの時計(「12分計」と言います)が見えなくて困るんですよね。
この点、サウナメガネを使い始めてから、12分計が見えるようになり、自分が今、何分サウナに入っているのかが分かるようになりました。
今はアップルウォッチをサウナに持ち込んでいるので、メガネなくても大丈夫ですけどね。
サウナやお風呂場の注意書きが読める幸せ!
注意書きが読めないと不安になりません!?一般的なルールは別として、「この温泉特有のルールがあったらどうしよう!?」みたいな。
メガネがないと本当に近くに寄らないと読めないんですが、サウナ室でウロウロしてたら変人に見られるわけです(笑)
サウナのロウリュ時のジュワ~の水蒸気が見える!
「ロウリュをした時の音は聞こえるんだけど、肝心の水蒸気が見えない」という人も多いのでは?
やはり、ロウリュは音もそうですが、あのジュワーって感じの水も見たいですよね。あの水蒸気も見ると、体感温度が更に上昇する気がします。
お風呂やサウナ用のメガネを販売している所。おすすめのサウナ用メガネ
サウナやお風呂で使えるメガネを販売している会社は、私の調べる限り3社だけです。
メガネの愛眼:サウナメガネの元祖「AIGAN FOR ゆ (YOU)」
私が愛用するサウナ用メガネです。私のオススメです。
テレビで取り上げられたこともある「サウナ用のメガネの元祖」とでも言えるべき商品で、フレームはプラスチック製、耐熱温度は120度から130度でサウナでの使用も耐えられます。
ちなみに、「くもり防止ガラス」で「くもり止め」も販売されていますが、これは参考程度。サウナの後の水シャワーを繰り返してる内に、効果がなくなってしまうようで、持続性に難あり。
国内・海外でサウナに入りまくっている私ですが、このサウナメガネを2年近く使っていて、壊れたことは一度もありません。私の一押しです。
メガネの愛眼のオンラインショップはこちらです。
藤田光学:お風呂用メガネ EYE ♥ 入浴(アイ・ラブ・入浴)
こちらは藤田光学が販売するお風呂用メガネ。
藤田光学は日本の福井に本社を置く老眼鏡やサングラス分野での国内トップクラスメーカー。私は使ったことありませんが、アマゾンの口コミを見ると評判は良いようです。
メガネスーパー:お風呂用メガネ fromega フロメガ
こちらも有名なメガネスーパーが販売するお風呂用のメガネです。
「お風呂用」で打ち出しており、耐熱温度の記載がないのでサウナで使えるかは不明です。Amazonの口コミを見る限り、こちらも評判は良いですね。
JINSとZoffでサウナ用のメガネは売っていない
メガネを探す際に真っ先に浮かぶブランドが「JINS」と「Zoff」です。
しかし、「JINS」と「Zoff」ともにサウナ用のメガネは2022年時点で販売されていません。サウナブームの現在、サウナ用のメガネを販売したら絶対に売れると思うのですが、残念です。
おまけ:サウナメガネを買う時の度数の調べ方
サウナやお風呂用のメガネは乱視に対応したものがなく、近視矯正用のみで、レンズも6種類や8種類だけ。しかし、自分の度数が分からないと選ぶことができません。
なお、具体的な度数がわからない場合は、なるべく弱目のレンズを選んでおくのが正解です。
(度数が強すぎると目が疲れたり頭が痛くなります)
①眼科でメガネの処方箋をもらってくる
一番良いのは眼科に行って、改めてメガネの度数情報が入った処方箋をもらってくることです。私は、せっかくので、これで自分の度数を調べました。
②過去にメガネを作ったメガネ屋さんに聞いてみる
これもアリです。どのメガネショップも会員カードを作ってると思うので、会員番号を伝えれば自分のメガネに使われている度数が判明します。
「JINS」でメガネを作ってる人は「JINS」のマイページから調べることができます。
③現在使っているメガネをメガネ屋に持ち込む
メガネ屋さんは現在使っているメガネがあれば、その眼鏡のレンズ情報を調べることができます。
自分の近くのお店に行ってレンズの情報を調べてもらうのもありです。
④裸眼の視力をもとに目安でレンズを選ぶ
これは最後の手段ですが、裸眼の視力をもとにレンズを選ぶ方法もあります。
- 視力0.01〜0.02⇒レンズ度数 -7.5 〜 -8.0
- 視力0.04〜0.06⇒レンズ度数 -6.5 〜 -7.5
- 視力0.08〜0.1⇒レンズ度数 -5.5 〜 -6.5
- 視力0.1〜0.2⇒レンズ度数 -4.5 〜 -5.5
- 視力0.2〜0.3⇒レンズ度数 -3.5 〜 -4.5
- 視力0.3〜0.4⇒レンズ度数 -2.5 〜 -3.5
- 視力0.4〜0.5⇒レンズ度数 -1.5 〜 -2.0
- 視力0.5〜0.6⇒レンズ度数 -1.0 〜 -1.5
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