プライオリティパスには「デジタル会員証」というものが用意されています。しかし、このデジタル会員証が発行できるのはプライオリティパスのプロパー会員や一部のクレジットカードに限られます。
日本で最も保有率が高いクレジットカードである楽天プレミアムカード。残念ながら、楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスはデジタル会員証に対応していない点が唯一のデメリットでした。
しかし、2025年1月より楽天カードに付帯するプライオリティパスがデジタル会員証に切り替わることとなりました。従って、2025年1月からは楽天プレミアムカードがデジタル会員証に対応したプライオリティパスが付帯する最安のクレジットカードとなります。
ここでは、デジタル会員証が発行できるクレジットカードを紹介しています。
プライオリティパスのデジタル会員証が発行できるクレジットカード
プライオリティパスのデジタル会員証に対応しているクレジットカードを紹介します。
なお、JCBプラチナ、三菱UFJカード・プラチナ・アメックス、セゾンプラチナ・アメックスもプライオリティパスが付帯するクレジットカードとして有名ですが、デジタル会員証は非対応です。
楽天カード
楽天カードが発行する楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードにはプライオリティパスが無料で付帯します。これまで、楽天のプライオリティパスはデジタル会員証に非対応でした。しかし、2025年1月よりデジタル会員証を即日発行できるようになります。
楽天プレミアムカード
- 年会費:11,000円(税込)、家族カードは550円(税込)
- ラウンジ使用料:無料(2025年1月からは年間5回まで無料、以降は1回あたり35米ドル)
- 同伴者の利用料:1人あたり3,300円(税込)(2025年1月からは1人あたり35米ドル)
- 家族カード会員はプライオリティパスの発行不可
楽天ブラックカード
- 年会費:33,000円(税込)、家族カードは550円(税込)
- ラウンジの使用料:無料(2025年1月以降も回数制限なし)
- 同伴者の利用料:2人まで無料、3人から1人あたり3,300円(税込)(2025年1月からは3人目以降は1人35米ドル)
- 家族カード会員はプライオリティパスの発行不可
アメックス(アメリカン・エキスプレス)
アメリカン・エキスプレスは次のクレジットカードでプライオリティパスの申込みが可能です。
但し、カードの種類によって特典内容が異なるため注意が必要です。また、法人・個人事業主向けカードは含めていません。
グリーンカード(一番安い通常カード)
- 年会費:13,200円(税込)、家族カードは6,600円(税込)
- ラウンジ使用料:1回あたり35米ドル
- 同伴者の利用料:1人あたり35米ドル
- 家族カード会員はプライオリティパスの発行不可
ゴールドカード
- 年会費:39,600円(税込)、家族カードは2枚目まで無料、3枚目以降19,800円(税込)
- ラウンジ使用料:年間2回まで無料、3回目以降、1回あたり35米ドル
- 同伴者の利用料:1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
プラチナカード
- 年会費:165,000円(税込)、家族カードは4枚まで無料
- ラウンジ使用料:無料
- 同伴者の利用料:1人まで無料、2人目から1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
ANA アメックス・ゴールドカード
- 年会費:34,100円(税込)、家族カードは17,050円(税込)
- ラウンジ使用料:年間2回まで無料、3回目以降、1回あたり35米ドル
- 同伴者の利用料:1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
ANA アメックス・プレミアムカード
- 年会費:165,000円(税込)、家族カードは4枚まで無料
- ラウンジ使用料:無料
- 同伴者の利用料:1人まで無料、2人目から1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
ラグジュアリーカード
全てのクレジットカードでプライオリティパスを発行できます。
チタニウムカード(Titanium Card)
- 年会費:55,000円(税込)家族会員16,500円(税込)
- ラウンジ使用料:無料
- 同伴者の利用料:1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
ブラックカード(Black Card)
- 年会費:110,000円(税込)家族会員27,500円(税込)
- ラウンジ使用料:無料
- 同伴者の利用料:1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
ゴールドカード(Gold Card)
- 年会費:220,000円(税込)、家族会員:55,000円(税込)
- ラウンジ使用料:無料
- 同伴者の利用料:1人あたり35米ドル
- 家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能
パスポートケースのすすめ!
余談ですが、日本人はパスポートをそのまま持ち歩いている人が多いように思います。個人的には、パスポートケースの購入をお勧めします。
カード入れがついているので、パスポートとプライオリティパスを一緒に入れておけば、旅行の時に忘れることがありません。航空券やANAマイレージクラブカード、JALマイレージバンクカードも一緒に入れられるため、重宝すること間違いなしです。
私は過去に3回プライオリティパスを忘れてから今に至るまで、パスポートケースで管理しています。
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