サウナコンケリと行く雰囲気最高のスモークサウナ「ニエミカペ」

フィンランドのタンペレから50キロメートルほど離れた場所にある家族経営のコテージ「ニエミカペ」（Niemi-Kapee）。

サウナコンケリの皆さんと行ってきました。

静寂な大自然の中、伝統的なスモークサウナで行われるサウナコンケリの神聖なセレモニー！
とても神秘的で五感が研ぎ澄まされました。

なお、フィンランドのタンペレにある他のサウナやサウナ付きのホテルを下のページにまとめてます。
ぜひご覧ください。

静かな湖畔にひっそりと建つコテージ「ニエミカペ」（Niemi-Kapee）

ニエミカペ（Niemi-Kapee）はタンペレから車で50分ほど離れた家族経営のコテージです。

人里からかなり離れているので、周りは自然そのもの！

人の声はもちろん、車の音も一切聞こえない静寂なフィンランドの冬の森。
心が自然と落ち着きます。

ニエミカペ（Niemi-Kapee）に到着するや、スモークサウナのロッジに案内された私達。

もうロッジに入った瞬間から雰囲気の良さに感動！
所々に木々が使われており、木の温もりに溢れています。

聞いてみると、このサウナロッジは天災でなぎ倒された木々を活用して建てられた特別製。
特にスモークサウナはオーナーが国中のスモークサウナを研究し尽くして建てたそうです。

今回はここのスモークサウナで、サウナコンケリによるサウナセレモニーを受けました。

サウナコンケリは、タンペレ市を拠点にサウナガイドやアクティビティを提供する、マッティとユハによるサウナユニット。日本にも2022年に来訪されていたので、ご存じの方も多いはず。

サウナセレモニーは全部で４セット。

彼らのスピリチュアルな儀式は、サウナに入る前から始まっており、ドアを杖でコンコンと強くノックしてから入ります。この木製の扉を叩く音がすでに神秘的！

サウナの中に入ると、まずは階段で２階へ上がります。

ニエミカペ（Niemi-Kapee）のサウナは、とても暗くて照明の光が神々しい！
特にストーブに照らされた光によって作り出された影は、畏敬の念すら抱きます。

目の前には4.5トンの石で作られた巨大なサウナストーブ。
加熱に6時間から8時間近くかかるというから驚きです。

サウナコンケリによる案内のもと、直感的に心地よいと思った場所に座ります。

山奥で我々だけの空間、そして神々しいサウナ室内の明かり。
そんな中で始まる、歌やロウリュによるサウナコンケリのサウナセレモニー。

歌はフィンランド語で意味は分からないものの、ついつい聞き入ってしまいます。
そして、ロウリュによる水が蒸発する音がサウナ室に響き渡ります！

ここのスモークサウナはトゲトゲとした熱さではなくて、じんわりとくる熱さ。
何が理由でそうなっているかは分からないものの、とても気持ち良い！

サウナセッションの後半では、白樺などの葉を使ったウィスキングもありました。

広々としたサウナに寝転がってのウィスキング！
白樺の葉をまくら代わりに身体をバシバシ叩かれます。

そして最後のセッションでは冷たい水に足を浸しながらのウィスキング。
もう贅沢すぎるでしょ！！！

目を閉じた状態で、頭の周りで日本の風鈴のような音を鳴り響かせてくれたりと貴重な体験。

汗とともに頭の中の雑念が全て吹っ飛びました！
サウナコンケリの皆さんに大感謝です！

サウナセレモニーが終わった後は自由時間。
寒い冬ですが、湖に潜ることもできます。今日の水温は1度と相変わらずの冷たさ！

湖に出ると分かるんですが、ニエミカペ（Niemi-Kapee）の周りには建物が全くありません。
天気はあいにくの曇りでしたが、晴れている日は満点の星空が望めること間違いなしです！

スモークサウナを堪能した後は、ロッジに戻ってオーナーご家族の手料理をご馳走になりました。
彩り豊かなサラダに脂たっぷりのスモークサーモン！

どれも美味しすぎて、最高のサ飯でした！！！

全てが最高で次回のサウナ旅でもリピートしたい施設です。

サウナコンケリの皆さま、そしてオーナーの皆さま、最高のサウナ体験をありがとうございました！