チェコのプラハといえば、世界遺産を始めとする中世の面影を残す街として有名です。
プラハ城や聖ヴィート大聖堂、カレル橋、市庁舎、時計塔と観光の見どころがたくさんあります。
そんなプラハですが、実は市内にたくさんのスタイリッシュなサウナやスパ施設があります。
そこで、今回は、プラハでぜひ訪れてほしいサウナ・スパ施設を5つ紹介します!
- チェコはアウフグース世界大会にも参画しているサウナ大国の1つ!
- 首都のプラハには数多くのスタイリッシュでモダンなサウナがたくさん!
- チェコのサウナはドイツに近くて、男女混浴で水着の着用禁止!
チェコのプラハで絶対に行きたいおすすめサウナ施設5選!
プラハには数多くのサウナ施設がありますが、ここでは特におすすめの5つのサウナ施設を紹介します。それぞれ異なる特徴や魅力がありますので、ぜひ複数のサウナ施設に行くことをおすすめします!
アウフグース・チェコ大会の会場:AquaPalace Praha
まずはチェコ最大級のウォーターパークとサウナの複合施設「AquaPalace Praha」です。2023年のアウフグース世界大会のチェコ会場としても使われる予定です。
サウナは屋内と屋外に全部で12種類!
30分から1時間毎にアウフグースが開催されており、プロのサウナマイスターによるパフォーマンスが楽しめます。
ここが素晴らしいのはアフグースの際に、チェコ語が分からないサウナーがいるか確認していくれること。英語でこれからやるアウフグースを説明してくれました!
ドイツでは「ドイツ語わかって当然でしょ!」みたいな雰囲気があるので、アクアパレスのこの対応はとても助かりました。
静かな雰囲気が漂うおしゃれサウナ:Sauna Spot Dvorce
Sauna Spot Dvorceは、静かで落ち着いた雰囲気の中でとてもリラックスできるおしゃれなサウナ施設です。
サウナは全部で4種類!モルダウ川に面していて、眺めがとても良かったです。
特にアピールしたいのは水風呂!恐らく水温は1桁台と思われます。
足が痛くなるほどの冷たさでした!
スタッフの対応も素晴らしいし、目の前にはトラムの駅があってアクセス抜群!
おすすめのサウナ施設です!
モルダウ川にも入れちゃうサウナ:Sauny Vltava
Sauny Vltavaもモルダウ川沿いに位置するサウナ施設で、先程のSauna Spot Dvorceのお隣です(笑)。
我が家は、せっかくだったのでハシゴでサウナしました!
ここのアピールポイントは何と言っても100名が一度に受けられる巨大なアウフグース用の屋外サウナ!毎日夕方からアウフグースが行われています。また、水風呂の代わりに、モルダウ川に直接飛び込んで身体を冷ますこともできちゃいます!
唯一残念だった点は、私が訪れたのが午前中だったこともあって、サウナがカラカラに乾燥していたこと。もう少し湿度が欲しかった。
地下に広がる大人の秘密基地:Sauna Central
Sauna Centralは、プラハ市内中心部にある地下に広がるサウナ施設。歴史ある建物の地下に構えるこのサウナは、大人の隠れ家のような雰囲気が魅力です。
サウナは全部でスチームサウナを含めて4種類。
ここもアウフグースは夕方18時頃から1時間毎に開催されています。
バーも完備されており、ゆっくりとくつろぐことができます。
プラハ観光の合間に、リフレッシュするために立ち寄るのに最適なサウナ施設です。
安心のチェーン系列:Saunia Centrum Krakov
Sauniaはチェコ共和国で最大のサウナチェーン店です。
その中でも今回は一番新しくできたKrakov店に行ってきました。
ここのアウフグースは16時から1時間毎の開催です。
19時のアウフグースを受けましたが、タオル捌きが素晴らしくてびっくり!
小さめのサウナストーブだったので熱々にはならず、適度に気持ち良いアウフグースが受けられました。
このKrakov店で特に試してほしいのがトロピカルサウナ!
温度が50〜60度、湿度が60%ぐらいのスチームサウナとドライサウナの中間。
日本の梅雨のような湿度の高さで、汗がダラッダラッ出ました(笑)。
スチームサウナで使えるスクラブ用の塩も買えます!
ここもおすすめしたいサウナ施設です!
チェコのサウナの入り方やマナー
チェコのサウナは、北欧諸国、特にドイツのサウナ文化と多くの点で共通していますが、一部、チェコ独特と感じたサウナの習慣やマナー、ルールもありました。
そこで、ここでは、チェコのサウナ施設を利用する際に知っておくべきサウナの入り方やマナーを解説します!
基礎的な部分はドイツと同じです。
ぜひ、ドイツのサウナに関する下の記事もご覧ください。
男女混浴で水着の着用禁止のサウナばかり
チェコのスパ施設は、ドイツと同様に男女混浴で水着の着用が禁止されている施設ばかりです。サウナ室へは素っ裸で入るか、タオルで身体を隠して入ります。
サウナではベンチにタオルを敷いて、その上に座ります。
驚いたのが、プラハではバスタオルの代わりにシーツが渡されることが多いこと!
本当に布団に敷くためのシーツが渡されます(笑)。
これを身体に巻いたり、サウナでベンチに敷いて使います。
実はロンドンにある「The Bath House」というロシア系サウナ施設もシーツが渡されるんですよね。その源流を発見した気がしました。
シーツで身体を隠す人が多い
チェコはドイツと同じ男女混浴かつ裸でサウナに入るスタイルです。
ただ、あくまで私がプラハの複数のサウナに入ってみた感想となりますが、ドイツでは本当に素っ裸でサウナに入る人が多いのに対して、チェコ(特にプラハ)では身体をシーツで隠したままサウナに入る人が多い印象です。
女性だけでなく男性でシーツを腰に巻いたまま入る方も散見されました。
裸での男女混浴に抵抗がある人でも、ドイツに比べてトライしやすい印象です。
アウフグースは夕方からの施設が多い
チェコでもドイツと同じくアウフグースが盛んです。
ただ、ドイツでは昼間からアウフグースを行う施設が多いのに対して、チェコのプラハでは、夕方18時頃から行われるサウナばかりだと感じました。
我が家では、朝から4軒のサウナ巡りをしていたため、アウフグースは最後の1件でしか体験できませんでした。
チェコでもアウフグースを体験したい方は、開催時間にご注意ください。
利用料金にバスタオル代が含まれている施設が多い
上記で紹介した5つのサウナ施設の中で、AquaPalace Praha以外は、サウナの利用料金にバスタオルとサウナシーツのレンタル代が含まれています。
ドイツでは、バスタオルは別料金となっていたり、そもそもレンタルしていない施設ばかりでしたので、これには驚きました。
プラハ旅行のついでにサウナに行きやすくて良いですよね。
チェコのサウナに行くなら持っていくと良いもの
今回、プラハのサウナを5施設巡ってみて、持っていくと良いと感じたサウナグッズを紹介していきます。
バスタオルとシーツはレンタル可能な施設が多いので、ここでは割愛します。
ビーチサンダル
海外のサウナではどこもビーチサンダルが必須です!
衛生面を考慮して、レンタルしていない施設が多いので、ご注意ください。
水着
上記施設の中で、AquaPalaceのプールエリアに行く場合は水着の着用が必須です。
あくまでサウナエリアで水着の着用が禁止されているだけです。
家族連れや子供連れでプールも楽しむ予定の方は水着をお忘れなく!
日本人と外国人では身体の体型やスタイルが違うのか、海外で水着を探すのは結構たいへんです。
水分補給用のドリンク
水分補給用のドリンクは持っていくと良いです!
日本のように水飲み場があって当然と思わないほうが良いです。
また、施設内にバーが併設されているサウナが多いですが、持ち込みが許容されている場合は積極的にペットボトルを持っていったほうが節約できます。
MOKUタオル
MOKUタオルは、チェコでも大活躍でした!
特にシーツはすぐに水分で濡れてしまうので、水シャワーを浴びた後にMOKUタオルで身体を拭くことで、シーツが長持ちします!
トラベルセット(ボディソープ、シャンプー)
ドイツに比べてプラハはシャワージェルが置いてある施設が多い印象。
ただ、髪の質は人によって異なるので、ボディソープやシャンプーのトラベルセットを持っていくことをおすすめします!
サウナで使えるスマートウォッチ
地味に助かっているのがスマートウォッチ。
日本ではお馴染みの12分時計も海外のサウナで見かける機会は全くありません。
たまに砂時計が置かれているサウナがあるものの、基本的に時間を知るすべがありません。
「身体が十分に熱くなったら出よ!」ということかも知れませんが、やはり、何分サウナに入ったかが分からないのは心もとないです。
私はApple Watch、妻はシャオミのMi SmartBandをいつも持ち歩いています。
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