プライオリティパスの改悪と楽天プレミアムカードの魅力

プライオリティパスの改悪で楽天カードの価値が上昇中! クレジットカード

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プライオリティパスは、世界中の約1,300の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。このパスを持つと旅行の質が確実に向上しますが、近年はサービスの改悪と年会費の値上げが続いています。この影響で、プライオリティパスが付帯するクレジットカードの年会費が引き上げられたり、付帯自体がなくなるケースも増えています。

そんな中で、楽天プレミアムカードはプライオリティパスを無料で付帯し、年会費も年間11,000円(税込み)を維持しています。このため、相対的にクレジットカードとしての価値が高まっています。

2023年11月1日、楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスの改悪が発表されました。具体的には、2025年1月1日から海外空港ラウンジの利用回数が無制限から年間5回に制限されます。しかし、これでもなお楽天プレミアムカードがプライオリティパス無料付帯のクレジットカードとして最強の地位を保っています。

この記事では、プライオリティパスのサービス改悪の歴史と楽天プレミアムカードの対応について詳しく解説します。

  • 2022年以降、プライオリティパスのサービス改悪と値上げが相次ぐ!
  • 楽天プレミアムカードは2025年1月1日より海外空港ラウンジの利用回数が年間5回までと改悪されるものの、年会費11,000円(税込)と同伴者料金3,300円(税込)を維持!
  • ポイント還元等で改悪が叫ばれる中でも楽天カードは着実にクレジットカードとしての価値が向上!
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プライオリティパスの改悪と料金の値上げ

プライオリティパスの主な改悪の内容と時期をまとめました。

2018年9月:ラウンジの利用料金と年会費が値上げ

ラウンジ利用料金と年会費が値上げされました。各会員ステージで料金が改定され、アメリカンエキスプレス経由のプライオリティパスも一部料金が変更されました。

会員ランク改悪内容
スタンダード(年会費99ドル)ラウンジ利用料金が27ドルから32ドルへ値上げ
スタンダードプラス(年会費249ドル)11回目以降の利用料金が27ドルから32ドルへ値上げ、年会費も249ドルから299ドルに値上げ
プレステージ(年会費399ドル)年会費を399ドルから429ドルへ値上げ
2018年9月のプライオリティパスの改悪内容

2021年7月:プラザ・プレミアムラウンジが利用対象外になる

プラザ・プレミアムラウンジ(Plaza Premium Lounge)は、100を超える空港ラウンジを運営している香港の会社です。アジアだけでなくヨーロッパからアメリカでもラウンジを運営しています。

これまでプライオリティパスに対応していましたが、2021年7月1日よりプライオリティパスがラウンジの利用対象から外れました。これは、プラザ・プレミアムラウンジが自社ブランドのメンバーシッププログラムを強化するために行われたものです。

プラザ・プレミアムラウンジは大きな国際空港にも必ずあるほど、利用頻度の高いラウンジだっただけにとても残念な改悪です。

2023年6月よりプラザ・プレミアムラウンジとの再提携が進む

コロナ禍が明け、プラザ・プレミアムラウンジのプライオリティパス会員への開放が再開しています。2023年6月6日に39のラウンジ、6月20日に23のラウンジがプライオリティパス利用可能です。

なお、現在はセントレアにできたプラザ・プレミアム・ラウンジもプライオリティパスが使えます。改悪が続くプライオリティパスの中で、久々の改善となる大ニュースです!

ご参考:Priority Pass l Your access to Plaza Premium Lounges with Priority Pass

2022年12月:ラウンジ利用料金が値上げ

しばらく値上げされずに平和が保たれていたと思いきや、2022年12月にプライオリティパスのラウンジ利用料金が次のとおり、値上げされました。

会員ランク改悪内容
スタンダード(年会費99ドル)ラウンジ利用料金が32ドルから35ドルへ値上げ
スタンダードプラス(年会費299ドル)11回目以降の利用料金が32ドルから35ドルへ値上げ
プレステージ(年会費429ドル)変更なし
2022年12月のプライオリティパスの改悪内容

2023年1月:羽田のANAラウンジが利用対象から外れる

羽田空港国際線ターミナルのANAラウンジがプライオリティパスの利用対象外になりました。これは、利用者が増加しすぎたためと考えられます。

2023年3月:年会費が値上げ

プライオリティパスの年会費が再度値上げされました。世界的な物価高が続く中、この影響を受けたものです。

会員ランク改悪内容
スタンダード(年会費99ドル)変更なし
スタンダードプラス(年会費299ドル)年会費を329ドルに値上げ
プレステージ(年会費429ドル)年会費を469ドルに値上げ
2023年3月のプライオリティパスの改悪内容

2024年現在:プライオリティパスの利用ラウンジが増加中

プライオリティパスの改悪ばかりが目立ちますが、年会費が値上げされる一方でサービス内容が充実化されることもあります。

特に2023年以降、足元に至るまで、数多くのラウンジやレストランがプライオリティパスの利用対象に追加されています。日本の主要空港でここまでプライオリティパスが使える状態になったのは初めてかもしれません。

特に日本国内では国内線でもプライオリティパスが使える点が素晴らしいです。

楽天プレミアムカードの優位性

楽天プレミアムカードの券面(現在はナンバーレスカード)
楽天プレミアムカードの券面(現在はナンバーレスカード)

楽天プレミアムカードは、プライオリティパスの改悪にもかかわらず、以下の点で高い価値を維持しています。

  • 年会費11,000円(税込み)を維持。
  • プライオリティパスの無料付帯特典を維持。
  • 同伴者料金3,300円(税込み)も変更なし。

楽天カードは、ポイント還元などが改悪されたと批判されることもありますが、円安の環境下でもこれだけのサービスを維持しているのは驚異的です。日本での会員数が最も多いカードの一つである理由がここにあります。

他社クレジットカードでは年会費を値上げ

プライオリティパスの値上げに伴い、無料付帯特典を提供しているクレジットカード会社も対応に苦慮しています。多くのカードで年会費の値上げや特典の変更が行われていますが、楽天プレミアムカードはその中でも一際高い価値を提供し続けています。

プライオリティパスが無料付帯されるクレジットカードの中で年会費は最安の座を維持

楽天プレミアムカードはプライオリティパスが特典として付くクレジットカードの中で最も年会費が安いクレジットカードです。

ちなみに2番手はMUFGプラチナ・アメックスの年会費22,000円(税込)です。

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