ウィンザー城に行ってきました!!
ロンドン中心部から1時間でたどり着くことができるウィンザー城!見応えたっぷりです!ロンドンから日帰りで行けますので、是非、旅行先の1つに加えてみてください!
この個人ブログでは、私がウィンザー城を訪れにあたり、下の質問への回答になるように努めて書きました。少しでも皆さまのお役に立てればと思います。
ちなみにウィンザー城の公式HPはこちらです。
- ウィンザー城までの行き方は?
- チケット・列車の予約方法は?
- 見どころ・観光スポットは?
- 城内での観光順序は?
- 衛兵交代式はどこで見れる?いつやってる?
- 聖ジョージ礼拝堂の行き方は?
- 昼食(ランチ)は?どこで取ればいい?
- メアリー妃のドールハウスはどこで見れる?
- お土産の買い方は?
- ロングウォークへの行き方は?
ウィンザー城は女王エリザベス2世の居宅
ウィンザー城について、まず知っておくべきことは、
現女王のエリザベス2世が現在も使用している居宅
だということです。
以前に記事を書きました、ハンプトン・コート・パレスは既に使用されていませんが、ウィンザー城は現女王のエリザベス2世が今も使用している居宅です。
まぁ居宅といっても平日はバッキンガム宮殿をメインに使っており、ウィンザー城は週末ぐらいしか利用されていませんが。
ウィンザー城を観光するための事前準備
ウィンザー城を見学するにあたり、必要な事前準備は2つです。
- ウィンザー城の入城チケットを公式HPから予約する
- 最寄り駅(Windsor & Eton Central)までの電車チケットを予約する
ウィンザー城のチケットを予約する
まずは、インターネットからウィンザー城のチケットを予約しましょう。当日その場で購入することもできますが、受付が混雑しており中に入るまで時間を要します。
ネットから予約した場合は、優先案内されるので、待たされることなくスムーズに入城できます。
チケットの予約は公式HPから行えます。
場所・住所
住所:Windsor SL4 1NJ(クリックするとGoogle Mapが開きます)
営業日・営業時間
火曜・水曜は休館日です。それ以外の曜日での営業時間は以下の通りです。
- 3月1日〜10月31日⇒午前10:00〜午後17:15
- 11月1日〜2月28日⇒午前10:00〜午後16:15
ただし、イベントの開催や修繕工事等で営業日・営業時間は変更になることがあります。
必ず、事前に公式HPの「OPENING TIMES」を見てから行きましょう。
料金・入場料
金額が変更される場合があるので、必ず、事前に公式HPの「Prices」を確認してください。
なお、2022年7月時点では、大人1人あたり£26.50(土曜は£28.50)です。また、子ども料金も別途設定されており、更に5歳以下は無料です。
最寄り駅までの電車を予約する
Google Mapで調べると、ほとんどの方はロンドン市内のPaddington駅からGWR(鉄道会社:Great Western Railway)を使って「Windsor & Eton Central」駅で降りるルートが案内されるかと思います。
こちらのGWR(Great Western Railway)はオーバーグラウンド(地上を走る電車)で地下鉄と異なり、事前にチケットの予約が必要です。チケットは以下のサイトから予約できます。
GWR(Great Western Railway)公式HP
なお、「Paddington」で検索すると、下の2つが検索候補に出てきますが、今回はオーバーグラウンド(地上を走る電車)を使いますので「London Paddington」を選んでください。
- London Paddington ←こっちを選択
- Paddington (Underground) ←こっちは地下鉄のPaddington駅
GWRの車両はダークグリーン色です。かっこ良いですね!ちなみに車内は、日本の新幹線とまんま同じで車内も綺麗です。
最寄駅からウィンザー城に向かうまでの観光スポット
さて、ウィンザー城に一番近い駅「Windsor & Eton Central」駅につきました。ここからウィンザー城まで徒歩で5分ですが、ウィンザー城までの間にもいくつか見所があります。
王室専用列車を牽引した機関車(レプリカ)
Windsor & Eton Central駅には王室列車を牽引していた機関車のレプリカが飾られています。「The Queen」と呼ばれています。
蒸気機関車ということもあり、すごくレトロな雰囲気です。
「The Queen’s Walk Way」の印
ウィンザーでは街中で下の写真にある印を見ることができます。
この「The Queen’s Walk Way」の印は、6.3kmに渡って彫られています。エリザベス女王が2015年に在位63年と7ヶ月に至り、最長のイギリス君主を務められたことを記念して彫られたものです。
中央の「EⅡR」は「Elizabeth.R 2世」です。「R」はラテン語で「女王 (regina=リジャイナ)」を意味しています。ちなみに、この印は街中に63ヶ所あるそうです(公式マップ)。
今回、街中も散策しましたが、私は2箇所しか見つけられませんでした(泣)
最寄駅からウィンザー城までは徒歩5分程度
駅から5分ほど歩くとウィンザー城が見えてきます。ヨーロッパのお城はどこも見事で立派ですね。
私が訪れた時は天気にも恵まれて、ウィンザー城が写真映えします。
ウィンザー城の観光スポット、見所、回り方
さて、ウィンザー城に着きました。ここからが観光の本番です。現在も使用されているイギリス王室の居宅ということもあり、テンションも爆上がりです。
ウィンザー城のマップ・案内図
まずは、ウィンザー城の城内図、マップ、案内図です。どの順番で観光するかは人それぞれですし、混雑具合はどこも同じなので、今回オススメのルートはありません。
なお、ご参考までに私の観光の順番は以下の通りでした。
- 「入り口」から入る
- 音声ガイドを借りる(日本語あり)
- ラウンドタワー(Round Tower)を見る
- Lower Wardでウィンザー城の衛兵交代式を見る
- 聖ジョージ礼拝堂(St George’s Chapel)を見学
- メアリー王妃のドールハウス(Queen Mary’s Dolls’ House)を見学
- ステートアパートメント(The State Apartments)を見る
- ウィンザー城を出て、ロング・ウォーク(Long Walk)に向かう
まずは音声ガイド(日本語あり)を借りる!
ウィンザー城を観光する上で、何よりもオススメしたいのは「音声ガイド」です。「日本語」にも対応しています。しかもレンタル料金は無料です!!!
イギリスの観光スポットは日本語も用意されていることが多く、非常に助かりますね。
音声ガイドは「入り口」から入って、ラウンドタワーに向かう途中で借りられます。看板も出ていますし、スタッフが案内しているので、見過ごすことはないはずです。
ラウンドタワーに掲げられている旗を見ればエリザベス女王が滞在中か分かる
音声ガイドを借りた後はラウンドタワーに向かいます。無風で旗が見えにくいですが、掲げられているのは英国旗でした。女王がご滞在中の場合は、英国旗ではなく王室旗が掲げられるそうです。
ちょっと残念。。。
ウィンザー城の衛兵交代式を見る
ラウンドタワーを見た後は、衛兵交代式を見るべく「Lower Ward」に移動しました。この衛兵の交代式は特定の曜日しか行っておらず、場所が異なる場合もあります。必ず事前に公式HPよりスケジュールを確認しておくことをお勧めします。
2022年7月時点での開催曜日と開催時間は次のとおりです。
- 火曜・木曜・土曜の午前11時から
私が行った時は、15分前の10時45分ぐらいから始まりました。私たちは10時30分にウィンザー城に着いたので、ちょうど良いタイミングから始まりました。
なお、この衛兵交代式は約45分、11時30分頃まで続く長丁場です(驚き!)
聖ジョージ礼拝堂の見所・観光スポット
次に聖ジョージ礼拝堂に向かいました。最近では、ヘンリー王子とアメリカの女優であるメーガン妃の結婚式が執り行われた場所として有名ですね。
建物の外観は過剰なほどの装飾が施された建物でした。こういうのを「バロック様式」と言うそうです(反対にもう少しすっきりとした幾何学的な建物が「ルネッサンス様式」だとか)
礼拝堂の内部は撮影禁止ですが、天井の美しいアーチやステンドグラスなど、非常に豪華で歴史の長さを感じさせます。
ステートアパートメントに向かう途中で王室特製のアイスクリームを食べる
聖ジョージ礼拝堂を見た後は、ステートアパートメントに向かう途中でアイスクリーム屋さんがあったので、アイスクリームを食べました。
このアイスクリーム、イギリス王室の牧場で育てられたジャージー牛の牛乳を使っているそうです。ちなみにジャージー牛とは、英国領ジャージー島原産の乳牛のことです。その牛乳は一般的なものに比べて、濃くて味わい深いと言われています。
この後にご紹介するカフェでも食べられますが、外の天気が良い時は、ぜひここで買って食べてみることをお勧めします。
昔の城塞の名残である大砲に歴史を感じる
ウィンザー城は11世紀にウィリアム1世が砦を築いたのが始まりで、当初の築城の目的は西方の防壁です。その時代の名残なのか、所々で大砲を見ることができます。
大砲とは・・・。なんとも昔の時代を感じさせますね。。。さすが、築年数900年を誇るお城です。
ステートアパートメント到着。まずはメアリー王妃のドールハウスへ
メアリー王妃のドールハウスはステートアパートメントの中にあります。
私がウィンザー城を訪れたのは2022年6月でしたが、コロナ禍でのソーシャルディスタンス確保のため、ドールハウスへの入場制限が行われており、15分程度の行列ができていました。
メアリー妃のドールハウスは、並んででも見る価値があります!!!1920年代に当時のメアリー妃のために作られたドールハウスですが、「そこまで作るの!?」ってぐらい精巧に作られています。
実物の1/12スケールだそうです。本当に細かな所まで作り上げられており、眺めているだけでも楽しいです。
(公式HPより。他の建物と同様に撮影禁止です)
ステートアパートメントは圧巻の一言。豪華すぎるお城でした。
さて、本題のステートアパートメントですが、「圧巻」の一言です。至る所にゴールドが使われていて豪華の一言です。。。
また、中国やインド等の他国との外交を通じて贈られた品なども展示されており興味深いです。「日本から送られてきた品もあるのかな!?」と探したのですが、残念ながら私は見つけることができませんでした。
とんでもない広さを誇っていますが、個人的に最も興味を惹かれたのが、部屋に置いてある機械式時計が1分の狂いもなく正常に動作していたこと。毎日のメンテナンスの大変さを考えると、お城のスタッフには頭が上がりません。。。
(残念ながらここも写真撮影禁止だそうです。内部の様子は公式HPをご覧ください)
最後にステート・アパートメントのカフェで昼食休憩
ここまでの見学で、気づくともう15時でした。10時30分に入城しましたので、5時間近くも見て回っていた計算です。でも、全く見飽きないほど、ウィンザー城は観光スポットとして面白いです。
とはいっても5時間も歩き回り、さすがにお腹が空いてきましたので、ステートアパートメントにあるカフェで昼食を食べました。
広々としていますし、サンドイッチなどもあります。昼食の場としてお勧めです。なお、ウィンザー城内で昼食を食べられるのは、ステートアパートメントの中にあるカフェだけのはずです。
お土産はラウンドタワー近くのショップが品揃え豊富でお勧め
先ほどのステート・アパートメントにもショップがありますが、お土産を買うならラウンドタワー近くのショップが品揃え豊富でお勧めです。
ステートアパートメントにあるグッズも全てこちらのショップで購入することができます。
お城を出て、ロングウォーク(Long Walk)に向かいます
ウィンザー城といえば、お城まで続く長い一本道の「ロングウォーク(Long Walk)」が有名!!!
観光客用のガイドブックには必ずと言って良いほど、下の写真が掲載されています。
このロングウォーク。実はウィンザー城内からたどり着くことはできません。ロングウォークに行くためには、一旦、ウィンザー城から出る必要があります。
出たら、「The Two Brewers」というパブを目指してください。
住所:34 Park St, Windsor SL4 1LB(クリックするとGoogle Mapが開きます)
The Two Brewersのパブについたら、その目の間にある門を通ると、ロングウォークに辿り着きます。そこから撮影したものが先ほどの写真です。
お城を出てから徒歩5分で先ほどの景色を見ることができます。ウィンザー城を訪れた際は、ぜひロングウォークも忘れずに見ましょう!
ちなみに、ロングウォークですが、全体で長さ約4kmの並木道です。既に足が棒のように疲れてしまっていたので、私達はこの並木道を端まで歩くことは諦めました。。。
最後に:今回の観光の所要時間は約5.5時間でした
今回のウィンザー城の観光では朝10時30分に辿り着いてから夕方の4時まで様々な観光スポットを回りました。従いまして、今回の観光の所要時間は約5.5時間です。
音声ガイドを利用して周りましたので、5.5時間はごく一般的な所要時間だと思います。
ウィンザー城は、ほぼ1日を使い切ることができる壮大な観光名所です。しかもロンドン中心部から約1時間程度と、他のお城に比べて近い場所にあります。
ぜひロンドンにお越しの際はウィンザー城を訪れてみてはいかがでしょうか。
このブログがウィンザー城を訪れるにあたっての疑問解消に、少しでも役立ちましたら幸いです。
次の観光場所としてハンプトンコートパレスはいかがでしょうか。
同じお城シリーズとして、次の観光場所としてハンプトンコートパレスはいかがでしょうか。
ロンドンの郊外にあるため、候補から外す方が多いのですが、お城や王室好きであれば絶対に行って損はありません。イギリスの歴代王室の中でも有名なヘンリー8世が住まいとして利用していたお城です。
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