タンペレで観光客にとても人気のサウナ付きレストラン、クーマ(Sauna Restaurant Kuuma)に行ってきました。クーマ(Kuuma)は湖の川辺に面したサウナ付きのレストランで、新しくてスタイリッシュなサウナ施設です。
タンペレに数ある公衆サウナの中で最もアクセスが便利です。サウナの首都であるタンペレを訪れたときは、ぜひクーマ(Kuuma)にも立ち寄ってみてください。フィンランドの伝統的なスモークサウナが気に入ること間違いなしです。
- 薪サウナと伝統的なスモークサウナの2種類が楽しめ、両方ともデザインがスタイリッシュ!
- タンペレ駅(Tampereen Rautatieasema)から徒歩10分の絶好のロケーション!
- サウナの後は野外テラスでの外気浴や湖の爽やかな水に飛び込むことも可能!
施設の公式HPはこちらです。
サウナ付きレストラン:クーマ(Sauna Restaurant Kuuma)
クーマ(Sauna Restaurant Kuuma)はタンペレに数ある公衆サウナの中で最もアクセスが便利なサウナといっても過言ではありません。初めてタンペレに訪れる方でも簡単に訪れることができるサウナ施設です。
場所と行き方
住所:Laukontori 21, 33200 Tampere, Finland
(リンクをクリックすると、Google Mapが開きます)
タンペレ駅(Tampereen Rautatieasema)から徒歩10分の距離です。なお、近くに車を停められる駐車場もあります。
サウナの営業日と営業時間
クーマ(Kuuma)は原則として毎日営業しています。但し、クリスマスや年末年始は長期休暇に入ることが多いため、訪問される際は、必ず事前に施設のHPをご確認ください。
サウナの利用料金
サウナの利用料金は次のとおりで、水着とバスタオルは€3でレンタルできます。ただし、水着はサイズの問題がありますので持参することを強くお勧めします。
オンラインでの事前予約の方法
クーマ(Kuuma)はオンラインでの事前予約がお勧めです。予約の方法は簡単で、男性と女性の人数、レンタルするタオルの枚数を選択して支払い画面に進むだけです。30日前から予約が開放されます。
持ち物は水着とビーチサンダル!
サウナは男女混浴で水着の着用が必須です。また、湖まで野外を歩くこととなるため、ビーチサンダルを持参することをお勧めします。
コップが用意されており、無料で水道水が飲めるため、水分補給用のドリンクは不要です。また、レストラン併設ですので、ラウンジやテラスでドリンクを購入して景色を眺めながら飲むこともできます。
タンペレのサウナ付きレストラン:クーマ(Kuuma)サウナ体験記
ここからは、私がクーマ(Sauna Restaurant Kuuma)を訪れたときの体験記です(写真はお店にOKをもらって撮影させて頂いています)。
夏と冬に訪れているので、それぞれの季節の写真が混在しています。
サウナとレストランが融合したオシャレ施設
クーマ(Kuuma)は2018年6月開業のモダンなサウナ施設。建物の外観からおしゃれな雰囲気が伝わってきます。2階建ての建物でサウナは1階、2階がテラスです。
建物の中に入ると、まずはおしゃれなレストランエリアが広がります。ここのバーカウンターで予約確認メールを見せてリストバンドを受け取ります。早めに訪れて軽く食事をしてからサウナを楽しむのも良いと思います。
サウナの更衣室は男女別です。
サウナは薪サウナとスモークサウナの2種類
更衣室で水着に着替えてシャワーを浴びると、早速、2つのサウナのドアが見えます。サウナ室に向かって左側がスモークサウナ、右側が薪サウナです。
なお、クーマ(Kuuma)ではバスタオルの代わりに紙ペーパーが用意されていて、サウナ室では、これをお尻に敷いて座ります。
フィンランドの伝統的なスモークサウナ
まずは、スモークサウナからご紹介します。
フィンランドのスモークサウナは、煙突を持たない伝統的なサウナで、薪を使って室内を暖めます。当然、煙突がないのでサウナ室内は煙が充満します。そして、サウナ室やストーンが十分に高温に熱されたら火を消して換気して室内の煙を追い出します。後は、煙の香りが残る中、余熱をもとに楽しむのがスモークサウナです。スモークの香りが漂う独特のリラックス効果とじんわりと伝わる温かさが特徴です。
余熱といえど、本格的なスモークサウナでは7トン近くのサウナストーンを使うため、余熱だけで8時間近くも楽しめるそうです。ちなみに、Kuumaのスモークサウナでは、サウナ室内の煙を追い出した後は、電気を使ってサウナストーンを保温しているとのことです。伝統的なスモークサウナのスタイルを維持しつつも、現代の技術を使ったよりモダンなサウナになっています。
ちなみに、サウナストーブに使われているサウナストーンも気になったので店員に聞いてみたのですが、フィンランド産なのは確かだが、具体的な産地は不明とのことでした。
ちなみに置いてあったロウリュ用の柄杓は1回でたっぷりのお水をストーブにかけられる特別仕様。これ、ヘルシンキのUUSI SAUNA(ウーシサウナ)と同じやつだと思われます。私はこの柄杓に対して「ミニバケツ」とニックネームを付けています(笑)。
そして、スモークサウナからの外の眺めは必見です。美しい景色が広がっています。
熱さを楽しむなら薪サウナ
次にクーマ(Kuuma)の薪サウナをご紹介します。
薪サウナはスモークサウナと比べると小さめです。しかし、私が訪れた時はスモークサウナよりも熱かったです。加えて、天井の位置が低く、サウナストーブがベンチより低く設置されているため、サウナストーブに水をかけると熱い水蒸気が全身を襲ってきます。日本の熱いロウリュが好きな人には堪らない仕様でした。
スモークサウナでじわーっと伝わる熱を楽しみつつ、たまに薪サウナで激しい熱を楽しむ。とても良い組み合わせだと思いました。
ピュハ湖のプールやテラスでの外気浴で最高にととのう!
サウナで身体が十分に蒸されたら、外気浴とピュハ湖のプールへいきます!私が訪れた時は天気も良く絶景でした。なお、この湖のプールですが、とても深いです。私の身長では足が底につかなかったのでお気をつけください。湖の水温は10度でした。
ちなみに、冬の12月末頃に訪れた時のピュハ湖の水温は1度。凍り始める直前の水は身体を急速に冷やしてくれました。というか、あまりの冷たさに足が痛いほどでした。
外気浴コーナーには、ととのいイスや空中ブランコが置いてありました!ブランコは珍しいですね!ついつい子ども心に返ってブランコをやってしまいました。風が気持ち良かったです!
クーマ(Kuuma)の公式PR動画
タンペレのサウナ施設「クーマ(Kuuma)」の公式PR動画がYoutubeにあったのでご紹介します。
私は冬場に行きましたが、夏場のクーマ(Kuuma)もテラスでノンビリと外気浴ができたりと楽しそうです!次にタンペレに行くときは夏にしようと思います!
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