楽天プレミアムカードを7年使って分かったメリットとデメリット

楽天プレミアムカードのメリットとデメリット 海外旅行

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「楽天プレミアムカードにメリットがない!」と思っている方に読んでいただきたいです。

私は楽天プレミアムカードを2017年に申し込み、2024年で7年目になります。

ANAカード、三井住友カード、MUFGカード、イオンカード、青山カードなど様々なクレジットカードを試しましたが、普段使いとして最も多用しているのは楽天プレミアムカードです。現在はインビテーションを受け取り楽天ブラックカードに切り替えています。

楽天プレミアムカードはポイント還元率の高さや各種特典から、コストパフォーマンスが非常に良く、普段使いに最適なクレジットカードだと考えています。

楽天プレミアムカードはメリットない?

「楽天プレミアムカードはメリットがない」という口コミをよく目にしますが、7年も使い続けた私に言わせると、楽天プレミアムカードは最もメリットが豊富なクレジットカードだと思っています。ここでは私が楽天プレミアムカードを使って良かったと思うメリットを紹介します。

楽天プレミアムカードだけで楽天市場のポイント還元率が最大7%

楽天プレミアムカードを利用すると、いつでも楽天市場での購入金額(税抜)の5%が楽天ポイントとして付与されます(SPU:スーパーポイントアッププログラム)。ちなみに、年会費無料の楽天カードだとポイント還元率は3%です。

さらに、楽天プレミアムカードには「選べる3コース」があり、「楽天市場コース」を選ぶと還元率が6%に上がります。加えて、お誕生月にはさらに1%のポイント還元が得られます。

つまり、楽天プレミアムカードだけで楽天市場での買い物に対して最大7%の楽天ポイントが得られます。さらに、楽天モバイルや楽天証券、楽天銀行などのサービスと組み合わせることで、ポイント還元率は容易に10%を超えます。

コース名特典内容ターゲット
楽天市場コース毎週火曜・木曜に楽天市場でお買い物するとポイント還元率がさらに1%アップ!楽天市場での買い物が多い人
トラベルコース楽天トラベルの決済でポイント還元率が1%アップ!
・手荷物宅配サービス
旅行や出張が多い人
エンタメコースRakutenTVまたは楽天ブックスの決済でポイント還元率が1%アップ!ドラマや映画、本を読むことが多い人
楽天プレミアムカードで選べる3つのコースと特典内容

実際、私が楽天プレミアムカードを手に入れてから、最初の5年間で貯まった楽天ポイントは91万円分に相当します。マジで楽天ポイントがザクザク貯まります。

年別の私が貯めた楽天ポイント
私が実際に手に入れた楽天ポイントの推移(2022年4月以降は海外に滞在しているため割愛)

日本国内の空港ラウンジが無料

国内空港ラウンジの無料利用特典

楽天プレミアムカードを利用すると、日本国内にある48箇所の空港ラウンジを無料で利用できます。

ちなみに、楽天プレミアムカードと三井住友カードプラチナで利用できる国内空港ラウンジは同じです。楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)で、三井住友カードプラチナの年会費は55,000円(税込)。この点からも楽天プレミアムカードのコストパフォーマンスの良さがわかります。

また、ラウンジ利用特典は年会費2,200円(税込)の楽天ゴールドカードにも付帯していますが、楽天ゴールドカードは年間2回までしか無料でラウンジを利用できません。楽天プレミアムカードなら回数無制限で何度でも提携ラウンジを利用できます。

2024年:楽天ゴールドカードで入れる国内線と国際線のラウンジ
2024年8月時点の楽天ゴールドカードで入れる日本国内のラウンジを営業時間、場所と一緒に紹介します。楽天プレミアムカードや楽天ブラックカード(家族カード会員)も特典対象です。

プライオリティパスのプレステージ会員が無料

プライオリティパス
プライオリティパス

楽天プレミアムカードの最大のメリットはプライオリティパスです。

プライオリティパスは、世界148カ国にある1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる会員制カードです。楽天プレミアムカードを持っていると、プライオリティパスの最高峰であるプレステージ会員に無料で申し込むことができます。

空港ラウンジは一般的に、ゴールドカード以上のクレジットカードを持っている人が利用できる「カードラウンジ」と、航空会社の上級会員が利用できる「航空会社ラウンジ」の2種類があります。通常、航空会社ラウンジの方が豪華です。

プライオリティパスの優れている点は、「カードラウンジ」だけでなく「航空会社ラウンジ」とも提携していることです。エコノミークラスやLCCを利用していても、プライオリティパスと当日の搭乗券があれば、無料で空港ラウンジを利用できます。もっと早くプライオリティパスの存在を知っていれば良かったです。

プライオリティパス徹底解説:年会費や同伴者料金、ラウンジ情報
空港ラウンジが快適に使えるプライオリティパスの年会費や加入方法を徹底紹介! 無料付帯のおすすめクレジットカードや同伴者の利用についても解説!

なお、プライオリティパスが特典として付くクレジットカードは楽天プレミアムカードだけではありません。ラグジュアリーカードやセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス、JCBプラチナ、三菱UFJカード・プラチナ・アメックスもプライオリティパスが特典として付帯します。

しかし、プライオリティパス(プレステージ会員)に申し込みができる年会費が最安のクレジットカードは楽天プレミアムカードだけです。ご参考までに、2番手の三菱UFJカード・プラチナ・アメックスは年会費22,000円(消費税込み)です。

プライオリティパスは、楽天プレミアムカードで最も大きなメリットです。

プライオリティパスが付帯する最安のクレジットカード
プライオリティパスが付帯する年会費が最安のクレジットカードは楽天プレミアムカードです。プライオリティパスは海外だけでなく国内でもラウンジの利用が可能、楽天プレミアムカード自体に付帯する国内空港ラウンジの利用サービスを合わせると旅行に最適な最強のクレジットカードになります。

なお、楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスは公式HPでは申し込みから2週間程度と案内されていますが、実際はもっと早く届きます。更に裏技を使うと、楽天プレミアムカードの申込日から1週間以内に手に入れることも可能です。

楽天カードのプライオリティパスが届くまでの最短日数は6日
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスはカードが届く前に発行申請すれば最短6日で入手可能です。楽天のプライオリティパスが届くまでの日数を短縮する申し込み方法を紹介しています。
2025年1月からの楽天プライオリティパスのサービス変更

楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティパスは2025年1月よりサービス内容が変更されます。従って、プレステージ会員からスタンダード・プラスに近い会員プランとなります。

  • ラウンジの無料利用回数:年間5回まで、以降は1回あたり$35
  • 同伴者の利用料金:1人あたり$35(以前は1人3,300円でした)

コールセンターのオペレーターに繋がりやすい

クレジットカードのコールセンター

これまで何度か楽天カードに電話で問い合わせをしましたが、コールセンターへの繋がりやすさは楽天プレミアムカードの大きなメリットの一つです。

年会費無料のクレジットカードでは、コールセンターに電話しても自動応答で待たされ、オペレーターに繋がるのに40分かかることも珍しくありません。

しかし、楽天プレミアムカードでは、コールセンターに電話してからオペレーターに繋がるまでが非常に速いです。

店舗でクレジットカードを使おうとしたらエラーになった場合や、不正利用の疑いがある明細が見つかった場合など、一刻でも早くオペレーターと話したい時にコールセンターで待たされるのは本当にストレスです。

手荷物宅配サービスが秀逸

楽天プレミアムカードの手荷物宅配サービス

楽天プレミアムカードには「3つの選べるコース」という特典があります。

中でも私が最も利用しているのは「トラベルコース」です。楽天トラベルで楽天カードを使って決済するとポイント還元率が1%増えるほか、手荷物宅配サービスが利用できます。

手荷物宅配サービスとは、自宅と空港の間で年2回まで手荷物を無料配送してくれるサービスです。利用できる空港が成田空港、羽田空港、関空、中部国際空港の4空港に限られているのがデメリットですが、スーツケースを持ち歩く必要がなくなるため、とても便利です。

コース名特典内容ターゲット
楽天市場コース毎週火曜・木曜に楽天市場でお買い物するとポイント還元率がさらに1%アップ!楽天市場での買い物が多い人
トラベルコース楽天トラベルの決済でポイント還元率が1%アップ!
・手荷物宅配サービス
旅行や出張が多い人
エンタメコースRakutenTVまたは楽天ブックスの決済でポイント還元率が1%アップ!ドラマや映画、本を読むことが多い人
楽天プレミアムカードで選べる3つのコースと特典内容
2025年1月15日より楽天市場コースしか選択不可!

楽天プレミアムカードの選べるコースが2025年1月15日より変わります。

具体的には、楽天市場コースしか選択できなくなります。一方で、2025年1月14日以前にトラベルコースやエンタメコースを選択した場合は、引き続き該当サービスを利用できるとのことです。トラベルコースを選択する人は、忘れないうちに選んでおきましょう!

タッチ決済やApple Payに対応

楽天プレミアムカードはタッチ決済に対応

楽天プレミアムカードのVISAとマスターカードは、日常使いに欠かせないタッチ決済とApple Pay、Google Payに対応しています。

2024年現在、非接触決済は当たり前になっていますが、まだ非対応のクレジットカード会社も存在します。

一度タッチ決済に慣れてしまうと、カードを差し込んで暗証番号を入力する手間には耐えられません。楽天プレミアムカードはこの最新の決済方法に対応しており、日常使いに非常に便利です。

なお、国際ブランドのアメックス(AMEX)は非接触決済に非対応です。JCBはタッチ決済に対応しているものの、海外では使えるお店が少ないのが難点です。楽天プレミアムカードを申し込む際は、VISAマスターカードを選ぶことをおすすめします。

楽天プレミアムカードのアメックスはメリットなし
楽天カードと楽天プレミアムカードの国際ブランドはVISA、マスターカード、AMEX、JCBの4つから選べますが、アメリカン・エキスプレス(American Express)を選択するメリットはないと考えています。唯一のメリットであった楽天ポイント5倍キャンペーンも終了済みです。

楽天ブラックカードへのチャンス

楽天ブラックカードの券面

クレジットカードを持つメリットの一つは、信用実績を積み上げ、会員ランクを引き上げることで、よりお得なサービスが受けられることです。利用実績を積んで優良顧客となることで、ステータスの高い招待制のクレジットカードを手に入れることも可能です。

楽天カードには招待制の楽天ブラックカードが存在します。JCBの「THE CLASS」やアメックスのセンチュリオンカードには劣るものの、そのサービスの質は引けをとりません。

楽天ブラックカードは、24時間365日対応のコンシェルジュや提携レストランでの食事が1人分無料になる「TASTE OF PREMIUM」などのサービスが受けられます。また、付帯のプライオリティパスは無料でラウンジを回数無制限で利用できて、同伴者も2人まで無料です。

これだけの高品質なサービスが受けられるにも関わらず、楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)と他社のブラックカードよりもかなり安いです。

楽天プレミアムカードを取得したら、楽天グループのサービス利用実績を積み上げて、招待制の楽天ブラックカードを目指しましょう。

【最短】1年で楽天ブラックカードのインビテーションを取得した
2024年6月更新。ブラックカードを狙うなら、まずは楽天ブラックカードから始めてはどうでしょうか。私は楽天プレミアムカードを申し込んでたった1年でインビテーション(招待状)が届きました。短期間で取得できますし、驚異のポイントの高還元率、安い年会費。本当にオススメです。
楽天ブラックカードは突撃可能

楽天ブラックカードは以下の条件を満たす方がお申し込みいただけます。引き続き、インビテーションが送られてくることもあるそうです。

  • 楽天プレミアムカードを保有してから12ヶ月以上経過
  • 12ヶ月間のカード請求金額が500万円以上であること

海外旅行保険の適用条件が自動付帯

クレジットカードに付帯する旅行傷害保険

各社が発行するクレジットカードに付帯する旅行傷害保険は、ここ数年で補償内容や条件が改悪されてきています。年会費無料の楽天カードも例外ではなく、2020年10月と2022年6月に補償内容が変更されました。

しかし、年会費有料の楽天プレミアムカードの旅行傷害保険は、補償内容が維持されており、以前よりも利用価値が高まっています。特に、クレジットカードを持っているだけで海外旅行傷害保険が適用される自動付帯の楽天プレミアムカードは、年会費有料のクレジットカードならではの特典です。

少なくとも一枚は自動付帯のクレジットカードを持っておくことを強くおすすめします。

楽天カードの海外旅行保険が改悪されて使いづらくなった
楽天カードに付帯する海外旅行保険の補償内容が改悪されました。特に利用付帯の条件が変更になり募集型企画旅行の料金の支払いが必要になった点は大きなデメリットです。ここでは改悪の内容と影響について紹介します。楽天プレミアムカードは改悪されずに保障内容を維持しています。

楽天プレミアムカードのデメリット

これまで紹介してきたように、楽天プレミアムカードは私にとってコストパフォーマンスが最強のクレジットカードです。特に不満はありませんが、あえて楽天プレミアムカードのデメリットを挙げてみました。

他社の○○ペイにチャージしても楽天ポイントが付与されない

楽天プレミアムカードのデメリットの一つは、公共料金の支払いや他社の○○ペイに電子マネーチャージした場合、楽天ポイントの還元率が低く設定されていることです。

楽天ポイントが全く付与されないファミペイやWAON、nanaco、モバイルSuicaなどのサービスもありますし、「200円につき1ポイント」や「500円につき1ポイント」に設定されているサービスもあります。

ただ、カード会社が顧客を囲い込みたいのは一般的な戦略で、これは楽天カードに限らず他社にも共通するデメリットです。

参考:楽天カード:カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先

空港ラウンジの同伴者は有料

楽天プレミアムカードの最大のデメリットは、プライオリティパスの同伴者が有料であることです。

これは家族連れやカップルで旅行する際に大きなデメリットとなります。なお、楽天プレミアムカードの家族カードを発行しても、家族カード会員はプライオリティパスを利用できません。

ただし、同伴者が無料のクレジットカードは一般的に年会費が非常に高いため、楽天プレミアムカードの年会費の安さを考慮すると、これは仕方のないデメリットと言えます。

楽天プレミアムカードの申込&利用で5,000ポイントをゲット!

楽天カードは新規入会&利用で、5,000ポイントがもらえます。これにより、初年度は簡単に年会費の元を取ることができます。私にとって楽天プレミアムカードは今後も「普段使いのクレジットカードとして最強のクレジットカード」です。

公式HP:楽天プレミアムカード新規入会キャンペーン

私は前述の通り、年会費無料の楽天カードはおすすめしませんが、年会費無料の楽天カードも下のURLから申し込みができます。こちらも新規入会&利用で5,000ポイントがもらえます。

公式HP:楽天カード新規入会キャンペーン

コメント

  1. 伊藤陽子 より:

    ネットから、昨夜、楽天カードゴールドに変更しました。海外保険の付帯が必要だからです。
    付いてますよね?

    • タカタカ タカタカ より:

      コメントありがとうございます!
      楽天ゴールドカードも海外旅行傷害保険ついてますよ。ゴールドだと携行品の損害もカバーできたはずです(個人的には病気云々よりも携行品のカバーの方が嬉しいです)。
      ただ、ゴールドは楽天プレミアムカードよりも年会費が安い分、保険有効の条件が利用条件だったはずなので注意が必要かと思います。

      https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/insurance/

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