ルーマニア観光でおすすめの温泉サウナ:テルメ・ブカレスト

ルーマニア観光でおすすめの温泉サウナ:テルメ・ブカレスト ルーマニアのサウナ

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ルーマニアはドラキュラ伝説や中世の古城で有名ですが、実は豊富な水源を持つ国でもあります。今回は、ルーマニア最大の温泉施設「テルメ・ブカレスト(Therme Bucuresti)」をご紹介します!

テルメ・ブカレストはブカレスト市内から車で30分、アンリ・コアンダ国際空港から10分の距離にあります。ブカレスト観光の際にぜひ立ち寄ってみてください。ここでは、テルメ・ブカレストの施設情報やサウナ体験記、感想などをご紹介します。

なお、詳細はテルメ・ブカレストの公式サイトをご覧ください。

  • ヨーロッパ最大の温泉施設「テルメ・エルディング」を小さくしたサウナリゾート!
  • サウナエリアも水着着用なので裸に抵抗がある人も楽しめる!
  • アウフグース世界大会のブカレスト予選の会場として毎年使われている!

テルメ・ブカレストの施設情報

テルメ・ブカレストの行き方や営業時間、利用料金、持ち物などを紹介します。なお、2024年6月時点の情報です。訪問時は最新情報を施設のHPにてご確認ください。

住所、行き方

住所:Calea Bucureşti 1K, 077015, Romania
(クリックするとGoogleマップが開きます)

テルメ・ブカレストは、ブカレスト中心部から車で約30分、アンリ・コアンダ国際空港からはわずか10分の場所にあります。

公共交通機関を利用する場合は、バス422番が市内、空港とテルメ・ブカレストの間を走っています。Googleマップでは一つ手前のバス停「Petresti」で降りるルートが表示されますが、「Therme Bucuresti」で降りてください。「Petresti」で降りると15分ほど歩きます。

バス停:Therme Bucuresti

なお、422番バスは30分〜1時間に1本の運行間隔ですので運行スケジュールにお気をつけください。テルメ・ブカレストの更衣室前に運行スケジュール表がありますので入場前に確認しておきましょう。

UberやBoltなどの配車サービスを使うのも選択肢だと思います。空港からテルメブカレストまでの料金は1,000円ぐらいでした。ちなみにバスは乗車回数によって料金が決まり、1回100円です。したがって、バスを基本に考えつつ、乗り過ごしたり疲れた時はUberやBoltを使うのがおすすめです。

テルメ・ブカレストの442番バスの運行スケジュール
テルメ・ブカレストの442番バスの運行スケジュール

営業日と営業時間

サウナの営業日と営業時間

テルメ・ブカレストは年中無休で営業しており、営業時間は次のとおりです。

曜日営業時間
月曜〜金曜10時00分〜23時00分
土曜・日曜9時00分〜23時00分
テルメ・ブカレストの営業時間

利用料金

サウナの利用料金

テルメ・ブカレストの利用料金は、施設内の各ゾーンや滞在時間によって異なります。また、金曜から日曜日は料金が高めに設定されています。私は毎年のように訪れていますが、休日や祝日でも入場チケットの売り切れが起きたことはありません。当日、その場で支払って入場する形で大丈夫だと思います。

テルメ・ブカレストはGalaxy、Palm、Elysiumの3つのエリアに分かれています。テルメ・ブカレストには3つのゾーンがあります。サウナを楽しむなら「Elysium」がおすすめですが、子供連れの場合はウォータースライダーや波の出るプールがある「Galaxy」も魅力的です。Elysiumチケットを購入した人はGalaxyやPalmエリアも無料で入ることができます。

ゾーンエリア説明
Galaxyウォータースライダーや波の出るプールがあり、子供が最も楽しめるエリア。スチームサウナも3つあります。
Palm屋内プールと屋外プールが楽しめるエリア。スチームサウナが1つ用意されていて、入場は14歳以上です。
Elysium大人限定のラグジュアリーゾーンです。全部で6つのサウナが楽しめるほか、マッサージも用意されています。なお、入場は14歳以上となります。
テルメ・ブカレストの各ゾーンエリア

2024年5月時点のElysiumエリアの料金は次のとおりです。

利用時間月曜〜木曜金曜〜日曜、祝日
3時間111RON(3,800円)131RON(4,500円)
4時間30分135RON(4,600円)155RON(5,300円)
1日167RON(5,700円)187RON(6,400円)
テルメ・ブカレストの入場料(Elysium)

持ち物

サウナを利用する時の持ち物

テルメ・ブカレストは男女混浴の水着で楽しむスタイルです。従って、水着は必ず持っていきましょう

バスタオル、バスローブ、ビーチサンダルは全て現地でレンタルできます。その他、ロッカーやドライヤーは無料で使えます。我が家では水着とビーチサンダルだけ持参してバスタオルはレンタルしています(バスローブはレンタルせず)。

施設内への飲食物の持ち込みは禁止されていますので注意が必要です。水分補給は施設内でペットボトルの水やソフトドリンクを購入することができます。

アイテム料金
バスタオル26RON(890円)
バスローブ33RON(1,130円)
ビーチサンダル27RON(925円)
テルメ・ブカレストでのレンタル料金

テルメ・ブカレストのサウナ体験記と感想

ここからは、私がルーマニアの温泉施設「テルメ・ブカレスト」を訪れた際の、サウナ体験記と感想をお伝えしたいと思います。

温泉水を利用した南国風サウナリゾート

テルメ・ブカレストは、地下3100mから汲み上げられる温泉水を利用したサウナリゾートです。施設で仲良くなった現地の人によるとルーマニアはヨーロッパのミネラルウォーター資源の60%を占めているそうです。

下の写真はPalmエリアですが、南国をイメージした所狭しと植えられているヤシの木が印象的です。しかも夜になるとさらにオシャレにライトアップされます。

テルメ・ブカレストの内観
テルメ・ブカレストの内観
夜のテルメ・ブカレスト
夜のテルメ・ブカレスト

テルメ・エルディングを小さくした施設

総じて、ドイツにあるヨーロッパ最大の温泉スパ施設 「テルメエルディング」の小型版といったイメージです。ただし、テルメ・ブカレストは入場料が圧倒的に安いです。ヨーロッパで流行しているリゾートタイプのサウナ施設を気軽に楽しめるのが魅力です。

テルメ・ブカレストには、3つのゾーンがあります。サウナを楽しむならElysium一択ですが、子供づれの場合はウォータースライダーや波の出るプールがあるGalaxyも外せません。

サウナの種類

Galaxyエリアに3つ、Palmエリアに1つ、Elysiumエリアに6つの合計10個のサウナが楽しめます。ただし、GlaxyエリアとPalmエリアのサウナはスチームサウナですので、ほとんどの時間をElysiumエリアで過ごすことになります。

ここでは、代表的なサウナを紹介していきます。

Bavaria

テルメ・ブカレストで最も高温のサウナが「Bavaria」。ここで行われるアウフグースは、いつもアチアチッ!私が最も好きなサウナです。

私はアウフグースが行われていない時間帯はBavariaサウナの最上段で静かに蒸されていることが多いです。特にアウフグースの後は湿度が高くて熱がじんわりと身体に伝わってきて心が落ち着きます。

テルメ・ブカレストのSauna Bavaria
Sauna Bavaria

Provence

75度でアルプスの高地に生育する針葉樹の一種であるトネリコ材のみで作られたサウナです。ここで行われるアウフグースはフェイスピーリング(顔に塗るやつ)がセットされていることが多いです。また、サウナストーブの前のスペースが広いため、華麗なタオル捌きが見れること間違いなしです。

アウフグースが行われていない時は、タオルを広げて寝サウナがおすすめです。

テルメ・ブカレストのSauna Provence
Sauna Provence

Amazon

目の前が一面ガラス張りになっていて、ヤシの木が茂る庭園が眺められます。まさにアマゾンの景色を眺めながら身体を温められるサウナです。

温度は70度だそうですが、高さがあるので最上段はけっこう暑いです。

テルメ・ブカレストのSauna Amazon
Sauna Amazon

Rain Forest

テルメ・ブカレストにはスチームサウナもあります。その1つがPalmエリアにあるRain Forestです。ガラス張りになっているものの、スチームで全く外が見えません。

ピーリングやスクラブが1日に何度か開催されています。スペースに限りがあるので早めに並ぶことをおすすめします。

テルメ・ブカレストのスチームサウナ「Rain Forest」
Rain Forest Steam Sauna

1時間ごとにアウフグースやスクラブリチュアルを開催

アウフグース

テルメ・ブカレストでは、1時間に1回の頻度でアウフグースやスクラブが行われています。アウフグースとは、ドイツ語で「蒸気をかける」という意味で、サウナマスターと呼ばれる専門スタッフが、サウナストーンに水やアロマオイルをかけて蒸気を発生させることです。

発生した蒸気をタオルで扇いでサウナ内に広げることで、温度や湿度を上げて汗を促します

アウフグース世界大会に進むルーマニアの選手はテルメ・ブカレストの方ばかりです。かなりハイレベルなタオル捌きが見れること間違いなしです。

野外テラスで外気浴

テルメ・ブカレストで唯一の残念な点が冷たいシャワーがないことです。これは施設の方針によるもので、テルメ・ブカレストでは、アウフグースの後は、まずは野外テラスで新鮮な空気を吸って体をクールダウンした後にシャワーを浴びることが推奨されています。

個人的には残念な点だと思っていたのですが、意外と外気浴を最初にするのも気持ち良いんですよね。風が冷たくて、とっても気持ち良い外気浴でした。私が訪れたのは5月でしたが、8月はちょっと暑すぎるかも。

テルメ・ブカレストの外気浴スペース
テルメ・ブカレストの外気浴スペース

外気浴で体をクールダウンした後は、シャワーを浴びます。潤沢な水源があるため、流しっぱなしのウォーターフォールシャワーが用意されていました。

テルメブカレストの水シャワー
テルメブカレストの水シャワー

テルメ・ブカレストでの食事

テルメ・ブカレストではレストランが各エリアに1つずつあります。個人的にサウナが楽しめるElysiumエリアにあるレストランが最も美味しいです。なお、このレストランではバスローブを着る必要がありますが、店頭で無料で借りられます。料金も良心的でした。

テルメ・ブカレストのレストラン
テルメ・ブカレストのレストラン

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